JR西日本北陸エリアの観光列車の一つです。
観光列車「花嫁のれん」は、
土日祝を中心に「金沢~和倉温泉」間を2往復する列車です。
観光列車「花嫁のれん」とは
「花嫁のれん」は、
北陸新幹線が発着をする「金沢駅」から
能登半島の「和倉温泉駅」までを
土日祝日を中心に運行している観光列車です。
特徴
- 車内で食事を予約し、食事を楽しむことが出来る
- 車内販売の実施
- 乗車記念カードの配布
運行区間
観光列車「花嫁のれん」の運行区間は、
「金沢~和倉温泉」
の七尾線を走ります。
料金
観光列車の花嫁のれんは、特急列車として運行されるため、
乗車券の他に、別途特急券が必要です。
特急券は、列車の運行日の1か月前の午前10時から発売されます。
発売箇所は、
- 全国の「みどりの窓口」
- 全国のJRのきっぷを取り扱う「旅行会社」
- JR西日本のインターネット予約サービス「e5489」
- JR東日本のインターネット予約サービス「えきねっと」
の各箇所で発売されます。
金沢~和倉温泉間の乗車券・特急券の料金一覧
大人 | 小児(~12歳以下) | |
---|---|---|
乗車券「金沢~和倉温泉」 | 1410円 | 700円 |
特急券「金沢~和倉温泉」 | 1390円 | 690円 |
合計 | 2800円 | 1390円 |
特急券も大人は1390円を追加すれば乗ることが出来るので、
比較的気軽に乗れる観光列車の一つです。
【結論】実際に乗ってみての感想
- 金沢~和倉温泉を直接結ぶ数少ない列車
- 座席の種類が豊富で何度も乗りたくなる
- 食事メニュー充実しており季節によって変化する
以上の3つがとても印象的でした。
金沢~和倉温泉間の数少ない直通列車
金沢〜和倉温泉間は、
- 金沢〜津幡:IRいしかわ鉄道
- 津幡〜七尾:JR七尾線
- 七尾〜和倉温泉:JR七尾線・のと鉄道
という様な形で、鉄道会社が別れています。
幸いにも、
金沢〜津幡〜七尾間では普通列車も全列車が直通運転をしており、
津幡での乗り換えは不要です。
ですが、普通列車を使うと
必ず「七尾駅」で乗り換えが必要になります。
ですが、特急列車は、普通列車と違い
金沢〜和倉温泉間を乗り換え無しで結んでいます。
停車駅も絞られており、羽咋や七尾といった大きな街に止まるのが特徴です。
この「花嫁のれん」も特急として運転をしており、
金沢〜和倉温泉を乗り換え無しで結んでくれる大変便利な列車なのです!
座席の種類が豊富(一人でも家族連れでも楽しめる)
観光列車らしく、一般の特急列車の座席より種類が多いのも「花嫁のれん」の特徴です。
- 家族連れで楽しめるような4人用のボックスシート
- カップルでも楽しめる2人用のテーブル付きのシート
- 一人旅でも楽しめるカウンター席
誰が乗っても楽しめるような工夫がされており、とてもいい列車だと感じました。
食事メニューが充実!季節によって変化する食事を楽しめる
今回、私は当日に特急券を購入したので、食事メニューに注文することが出来ませんでした。
列車利用の4日前までに、
- JR西日本、四国、九州管内の駅のみどりの窓口、および主な旅行会社
- JR東日本管内のびゅうプラザ(旅行カウンター)および主な旅行会社
- JR東海管内の主な旅行会社
- JR西日本電話予約サービス(クレジットカードによる決済の場合に限る)
以上の発売箇所で、食事の申し込みをする必要がありますので、予定が決まって特急券を確保したら早めに食事の申し込みをすることをおすすめします。
食事メニューは、号数により変わります。
どの列車に、乗っても能石川県ならではの名物が楽しめるように工夫されています。
https://www.jr-odekake.net/railroad/kankoutrain/area_hokuriku/hanayomenoren
まとめ
石川県の魅力をたっぷり載せた観光列車
観光列車「花嫁のれん」は、石川県の名産物をたっぷり載せた観光列車です。
それぞれ特徴のある座席を筆頭に、
石川県の名産を使った食事メニュー、充実した車内販売など
沢山の魅力を持っています。
東京からであれば、北陸新幹線「かがやき」で2時間30分
大阪からであれば、特急「サンダーバード」利用で約3時間
でそれぞれアクセスできる場所で運行しています。
金沢に足を運んだ際には、是非乗っていただきたいおすすめ観光列車です。
おわり