JR全線完乗の旅シリーズ

JR全線を完乗の旅⑦【接続列車紹介】H100型で行く函館本線 小樽~長万部完乗編

函館本線は、
道南の「函館」から

長万部、小樽、札幌を経由し

道央「旭川」までを結ぶ
北海道内最長の路線です。

その中でも、「長万部~小樽」の区間は列車の本数が少なく攻略がとても難しい区間です。

今回は、実際に完乗をしてきたので、
その時の感想と接続の良い列車を

  • 札幌
  • 新千歳空港
  • 旭川
  • 函館
    の各駅発で検証してみたので、是非完乗する際の参考にして頂けると幸いです。

函館本線「小樽~長万部」を完乗してみての感想

結論

小樽~俱知安間は通学・通勤需要が高く車内は混雑
蘭越~長万部間は乗車人数3人

実際に乗車したのは、
小樽16:52発の長万部行の普通列車です。
2両編成での運行で、途中の「俱知安駅」で1両切り離しが行われる列車です。

帰宅時間帯ということもあり、学生の姿が多い印象でした。

途中の主要駅である「余市」「仁木」「然別」の各駅では乗客の入れ替えが激しい印象でした。

1時間20分ほど走ると「俱知安」に到着し、大量の学生が降りていきました。
駅前のロータリーには、迎え用の車と列車の到着を待ち構えていた路線バスが多数いました。

 

地域の足として小樽~俱知安間は需要があることがよくわかりました。

列車は15分程停車し、長万部方面に向けて発車。

俱知安に通う学生が多数乗車し、「ニセコ」「蘭越」まで乗車する姿を目にしました。

蘭越を過ぎると乗客は私を含めて3人に

熱郛や黒松内に停車するものの、乗降したお客さんはいませんでした。

小樽から約3時間かけて20::00前に長万部に到着しました。

函館本線(小樽~長万部間)への接続の良い列車を紹介

函館本線の小樽~長万部間を走破する列車は少なく
ある程度計画を練って完乗することをオススメします。

札幌→小樽経由長万部行

札幌発 小樽発/着 俱知安発/着 長万部着
10:12 10:46/10:53 12:10/12:35 14:08
14:13 14:46/15:05 16:32/16:55 18:32
16:14 16:47/16:52 18:06/18:30(乗換なし) 20:02
18:41 19:17/19:29 20:49/20:58(乗換なし) 22:36

新千歳空港→札幌・小樽経由長万部行

新千歳空港発 札幌着 小樽着/発 俱知安着/発 長万部着
9:30 10:07 10:46/10:53 12:10/12:35 14:08
13:30 14:08 14:46/15:05 16:32/16:55 18:32
15:30 16:09 16:47/16:52 18:06/18:30(乗換なし) 20:02
17:54 18:33 19:17/19:29 20:49/20:58(乗換なし) 22:36

旭川→札幌・小樽経由長万部行

旭川発

(特急利用)

札幌着/発 小樽着/発 俱知安着/発 長万部着
8:30 9:55/10:12 10:46/10:53 12:12/12:35 14:08
12:00 13:25/13:48 14:21/15:05 16:33/16:55 18:32
14:00 15:25/16:14 16:47/16:52 18:06/18:30(乗換なし) 20:02
17:00 18:25/18:41 19:17/19:29 20:49/20:58(乗換なし) 22:36

函館→長万部乗換→小樽行

函館発(特急利用) 長万部着/発 俱知安着/発 小樽着/発 札幌着
10:47 12:17/13:18 14:58/15:18 16:28/16:33 17:07
14:54 16:25/16:38 18:13/18/22(乗換なし) 19:50/19:58 20:42
17:52 19:18/20:04 21:37/21:40(乗換なし) 22:50/23:10 23:54

このように表にまとめると小樽~長万部間の列車が少なく
しっかり時間を読んで行動する必要がありそうです。

札幌・旭川・新千歳空港方面から小樽を経由する場合の列車すべて同じ列車になり、
札幌駅からはすべて一緒の行程になります。

一方、函館方面からくる場合は、乗換駅が「長万部駅」となり、
列車の本数が1日3本となり、接続もあまりよくありません。

結論:札幌から攻略するのがベスト

函館本線「小樽~長万部間」を攻略するのであれば、札幌方面からの方が良いと考えます。

  1. 小樽での接続列車が多い
  2. 長万部到着後、札幌方面に戻れる特急がある(長万部行最終を除く)
  3. 函館方面にも抜けられる(長万部行最終を除く)

小樽方面から抜けた方が列車の接続も比較的良く、効率的な移動を実現できます。
長万部で完乗達成後、函館方面、札幌方面とそれぞれ特急列車が発着しているので選択肢も増えます。

是非、函館本線の小樽~長万部間の列車に乗車してみてください!

おわり

鉄道トラベラー
ゼロ
ご覧いただきありがとうございます! 2022年12月JR全線完乗達成。 これまでの鉄道旅の経験をもとに、真の日本の魅力を伝えていくことをモットーにブログサイトを開設! 旅の経験を活かし、列車の乗り方、お得なきっぷの解説、実際の鉄道旅の様子などを日々更新中!