「鳥取・米子から新山口まで行く特急の停車駅や時刻表が知りたい」「スーパーおきってすごく長い距離を走るって本当?」と気になっていませんか?

特急スーパーおきは、鳥取・米子〜新山口を山陰本線・山口線経由で結ぶJR西日本の特急列車です。1日3往復(下り1・3・5号、上り2・4・6号)と本数は少なめですが、全区間を走ると378.1kmにも及ぶ長距離運転が最大の特徴。この記事では停車駅・時刻表・運賃をまとめて解説します。

🌊 豆知識
「おき」の列車名は、島根県の北方の日本海に浮かぶ隠岐諸島に由来します。1975年3月10日、山陽新幹線博多開業に合わせた新幹線連絡特急として、鳥取・米子〜小郡(現・新山口)間で運転を開始。2001年7月7日、島根県内の高速化事業完成とキハ187系投入により「スーパーおき」に改称されました。キハ187系は振り子式車両ですが、山口線内は地上側の設備が対応していないため、振り子機能を停止して走行しています。
📌 この記事のポイント鳥取・米子〜新山口を結ぶJR西日本の特急(1日下り3本・上り3本)
・全区間の走行距離は378.1kmで、本州内の在来線昼行特急としては最長、日本全体でも第3位の長さ
・使用車両はキハ187系気動車の2両編成(スーパーまつかぜと共通車両)
・1号は米子始発、2号・6号は米子止まりで、全区間を走るのは3号・4号・5号のみ
・2025年3月15日から鳥取〜米子間はワンマン運転を実施

特急スーパーおきとは

特急スーパーおきは、鳥取駅・米子駅から新山口駅までを山陰本線・山口線経由で結ぶ、JR西日本の特急列車です。1975年3月10日、山陽新幹線博多開業とともに新幹線連絡特急「おき」として運転を開始し、2001年7月7日にキハ187系気動車を投入して現在の「スーパーおき」に改称されました。山口線では初の特急列車であり、山口県内・JR西日本広島支社管内で唯一の在来線定期特急でもあります。

項目内容
運行区間鳥取・米子〜新山口
経由路線JR山陰本線・山口線
運行会社JR西日本
運転本数1日3往復(下り1・3・5号/上り2・4・6号)
使用車両キハ187系気動車(振り子式、スーパーまつかぜと共通)
編成両数基本2両編成(1号車指定席・2号車自由席)
グリーン車連結なし
走行距離(全区間)378.1km(鳥取〜新山口)
所要時間(全区間)約5時間18分〜5時間25分

※全区間(鳥取〜新山口)を走るのは3号・4号・5号のみ。1号は米子始発、2号・6号は米子止まりです。

⚠️ 沿革・運転形態の変更点に注意
・1975年3月10日:新幹線連絡特急「おき」として運転開始(鳥取・米子〜小郡間)
・2001年7月7日:キハ187系投入により「スーパーおき」に改称
・2025年3月15日:鳥取〜米子間をワンマン運転化
古い資料では列車名が「おき」のままだったり、ワンマン化前の情報が残っている場合があるのでご注意ください。

車両・編成

使用車両はスーパーまつかぜと共通のキハ187系気動車です。グリーン車の連結はなく、全列車とも1号車(指定席)+2号車(自由席)の2両編成で運転されます。1号車には車いす対応座席も設けられています。まつかぜのような多両編成での増結パターンはなく、号数による編成両数の違いもありません。

号車座席区分備考
1号車普通車指定席車いす対応座席あり
2号車普通車自由席 

※全号数(1〜6号)共通の編成です。座席定員は公式資料未確認のため本記事では省略しています。

停車駅

スーパーおきは6本(1〜6号)すべてが停車する駅が多い一方、玉造温泉・宍道・温泉津・波子・三保三隅の5駅は列車によって停車したりしなかったりします。また、鳥取〜米子間は3号・4号・5号のみが走る区間で、それ以外の号(1号・2号・6号)は米子発着です。伯耆大山はスーパーまつかぜと異なり、スーパーおきは全列車が通過します。

停車パターン駅名
◎ 6本すべて停車米子・安来・松江・出雲市・大田市・江津・浜田・益田・日原・津和野・徳佐・三谷(山口県)・山口(山口県)・湯田温泉・新山口
▲ 一部列車のみ停車玉造温泉・宍道・温泉津・波子・三保三隅(列車により2〜4駅に停車)
△ 3号・4号・5号のみ運行区間鳥取・鳥取大学前・倉吉(1号・2号・6号は米子発着のため運転区間外)
✕ 全列車通過伯耆大山

時刻表

下表で号数ごとの停車駅・発着時刻を確認できます。途中駅は発車時刻を、始発駅は発車時刻を、終着駅は到着時刻を掲載しています。

下り時刻表(鳥取・米子→新山口方面)

駅名1号3号5号
鳥取9:4413:52
鳥取大学前9:4913:57
倉吉10:1314:22
米子6:0010:5214:57
安来6:0811:0015:05
松江6:2311:1615:20
玉造温泉6:2911:2215:26
宍道6:37
出雲市6:5011:4115:48
大田市7:1512:0616:14
温泉津16:30
江津7:4312:3316:43
波子12:4016:51
浜田8:0012:4917:01
三保三隅8:2113:0517:17
益田8:4413:2717:38
日原9:0613:4818:01
津和野9:1613:5818:11
徳佐9:2914:1118:24
三谷(山口県)9:4014:2218:35
山口(山口県)10:0814:4919:01
湯田温泉10:1214:5219:04
新山口10:24着15:02着19:14着

※1号は米子始発です。全区間(鳥取〜新山口)を走るのは3号・5号のみ。

上り時刻表(新山口→米子・鳥取方面)

駅名2号4号6号
新山口8:5712:5416:17
湯田温泉9:1013:0516:28
山口(山口県)9:1413:0816:32
三谷(山口県)9:4013:3416:57
徳佐9:5113:4517:08
津和野10:0313:5817:21
日原10:1414:0917:32
益田10:3714:3418:01
三保三隅14:5318:20
浜田11:1115:0818:39
波子11:2015:17
江津11:2715:2518:54
温泉津15:3819:07
大田市11:5515:5319:24
出雲市12:2216:1919:53
宍道12:3516:3020:04
玉造温泉16:3920:13
松江12:5016:4620:20
安来13:0917:0320:35
米子13:17着17:1420:44着
倉吉17:46
鳥取大学前18:15
鳥取18:19着

※2号・6号は米子止まりです。全区間(新山口〜鳥取)を走るのは4号のみ。

運賃・料金

スーパーおきの料金は、乗車区間の乗車券に特急料金(自由席・指定席)を加えた金額です。以下は通常期の料金です。

鳥取発着の運賃

区間(鳥取〜)自由席指定席
鳥取大学前950円1,480円
倉吉1,440円1,970円
米子2,890円3,420円
安来3,540円4,370円
松江3,870円4,700円
玉造温泉3,870円4,700円
宍道3,870円4,700円
出雲市4,440円5,370円
大田市5,610円6,140円
温泉津6,160円6,690円
江津6,490円7,020円
波子6,490円7,020円
浜田6,930円7,460円
三保三隅7,260円7,790円
益田7,590円8,120円
日原8,140円8,670円
津和野8,140円8,670円
徳佐8,360円8,890円
三谷8,690円9,220円
山口9,020円9,550円
湯田温泉9,020円9,550円
新山口9,240円9,770円

※乗車券+特急料金の合計(おとな1名・通常期)。区間によっては、JRの距離帯別運賃の仕組み上、隣り合う駅どうしで同額になることがあります。

米子発着の運賃

区間(米子〜)自由席指定席
安来960円1,490円
松江1,270円1,800円
玉造温泉1,440円1,970円
宍道1,620円2,150円
出雲市2,370円2,900円
大田市2,890円3,420円
温泉津3,540円4,370円
江津3,870円4,700円
波子4,200円5,030円
浜田4,440円5,370円
三保三隅4,880円5,810円
益田5,210円6,140円
日原6,160円6,690円
津和野6,490円7,020円
徳佐6,490円7,020円
三谷6,930円7,460円
山口7,590円8,120円
湯田温泉7,590円8,120円
新山口7,590円8,120円

※乗車券+特急料金の合計(おとな1名・通常期)。米子〜山口・湯田温泉・新山口はいずれも同額です。

お得なきっぷ

スーパーおきの指定席特急券も、スーパーまつかぜと同様にWESTERポイントを使った「WESTERポイント特典チケットレス」でお得に利用できます。必要ポイント数や適用条件など詳しい内容は、下記の別記事でまとめています。

まとめ

  • スーパーおきは鳥取・米子〜新山口を結ぶJR西日本の特急(1日下り3本・上り3本)
  • 全区間の走行距離は378.1kmで、本州内の在来線昼行特急としては最長
  • 1975年に新幹線連絡特急「おき」として運転開始、2001年7月から現在の「スーパーおき」に
  • 使用車両はキハ187系の2両編成(スーパーまつかぜと共通)
  • 全区間を走るのは3号・4号・5号のみ、1号・2号・6号は米子発着
  • 2025年3月から鳥取〜米子間はワンマン運転

長距離をゆったり走るスーパーおきは、山陰と山口を一本で結ぶ貴重な特急です。全区間乗車する場合は5時間を超える長旅になるので、指定席の活用もあわせて検討してみてください。

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