「北陸おでかけパス」は、JR西日本が発売する
土日祝限定の北陸エリアの「乗り放題」のお得なきっぷです。
1日での使える範囲がとても広く、北陸エリアのみの利用であれば、
「青春18きっぷ」よりおすすめです。
おすすめする3つの理由の結論
- 北陸エリアの広範囲をカバー
- 北陸エリアの第三セクターに乗れる
- 特急券を買えば、特急にも乗れる
です。
北陸おでかけパスの概要を軽く紹介したのちに
おすすめする理由の詳細を詳しく紹介します!
北陸お出かけパスとは
北陸おでかけパスは、土休日限定で北陸エリアの
- JR西日本のフリー区間
- IRいしかわ鉄道
- あいの風とやま鉄道
- えちごトキめき鉄道(市振~直江津)
- のと鉄道(七尾~和倉温泉)
が乗り放題になるお得なきっぷです!
フリーエリア詳細
JR西日本より引用
上記よりフリーエリアを路線図でひと目でわかるようになっております。
鉄道会社 | 路線名 | 区間 |
---|---|---|
JR西日本 | 北陸本線 | 金沢~長浜 |
小浜線 | 敦賀~青郷 | |
越美北線 | 越前花堂~九頭竜湖 | |
七尾線 | 津幡~和倉温泉 | |
城端線 | 高岡~城端 | |
氷見線 | 高岡~氷見 | |
高山本線 | 富山~猪谷 | |
大糸線 | 糸魚川~中土 | |
IRいしかわ鉄道 | IRいしかわ鉄道線 | 金沢~俱利伽羅 |
あいの風とやま鉄道 | あいの風とやま鉄道線 | 俱利伽羅~市振 |
えちごトキめき鉄道 | 日本海ひすいライン | 市振~直江津 |
のと鉄道 | 七尾線 | 七尾~和倉温泉 |
価格
- 大人:2580円
- 小児:1030円
北陸おでかけパス購入方法
- インターネット予約(e5489)
乗車日の1ヶ月前から3日前までの発売※利用開始日の2日前及び当日の発売はありません。
※「e5489」は乗車日の1カ月前の10時からの発売。↓e5489での「北陸おでかけパス」の予約はこちらから↓ - みどりの窓口
購入可能駅一覧
・出発地周辺のJR西日本のみどりの窓口
(北陸エリアのみどりの窓口、木ノ本駅、長浜駅、米原~篠原駅間、近江今津駅、安曇川駅)
・IRいしかわ鉄道(金沢駅を除く)の主な駅
・あいの風とやま鉄道(富山駅を除く)の主な駅
・のと鉄道穴水駅
・北陸エリアの主な旅行会社
※他にもお得なきっぷ専用の電話で予約も出来ます。
おすすめする理由①北陸エリアの広範囲をカバー
北陸おでかけパスの最大の特徴であり、最強の長所です。
- 最東端は、新潟県 直江津駅
- 最西端は、福井県 青郷駅
- 最北端は、石川県 和倉温泉駅
- 最南端は、滋賀県 長浜駅
一部エリアが、近畿地方のアーバンネットワークに接しています。
通常の直江津→長浜までの運賃は、なんと「6860円」!!
北陸おでかけパスの約2.5倍程の運賃がかかります。
そして、JR西日本の盲腸線である
- 城端線
- 氷見線
- 七尾線
- 越美北線
に乗れるのもとても嬉しいポイントですね!
おすすめする理由②北陸エリアの第三セクターに乗れる
北線おでかけパスは、
- えちごトキめき鉄道(直江津~市振)
- あいの風とやま鉄道(市振~俱利伽羅)
- IRいしかわ鉄道(俱利伽羅~金沢)
- のと鉄道(七尾~和倉温泉)
それぞれの区間も乗り放題の対象路線をなっており、一日中楽しむことが出来ます。
北陸新幹線開業後、
JR西日本から経営分離された旧北陸本線区間に乗れる貴重なお得なきっぷです。
青春18きっぷでの北陸エリア攻略が年々厳しくなっているので、
北陸おでかけパスを使って、北陸エリアを攻略するのがベストです!
おすすめする理由③特急券を買えば、特急にも乗れる
北陸おでかけパスは、
フリーエリア内の特急も特急券を別途購入すれば、乗車が可能になっています。
※座席指定券の列車も座席指定券を購入すれば乗車可能
(観光列車べるもんた、あいの風ライナー等)
- 特急サンダーバード(金沢~敦賀)
- 特急しらさぎ(金沢~長浜)
- 特急ダイナスター(金沢~福井)
- 特急おはようエクスプレス・おやすみエクスプレス(金沢~敦賀)
- 特急能登かがり火(金沢~和倉温泉)
- 観光特急花嫁のれん(金沢~和倉温泉)
かなりの特急列車に乗れることわかります。
金沢ー福井間の移動は、普通列車だと時間がかかる上、本数が多くありません。
日中であれば、「サンダーバード」「しらさぎ」が毎時1本ずつ程度運行しているので
あまり時間を気にせず利用することができます。
そして金沢~和倉温泉間を走る観光特急の「花嫁のれん」の座席は人気があるので、
早めに確保することをおすすめします。
まとめ
北陸おでかけパスは、
- 北陸エリアの広範囲をカバー
- 北陸エリアの第三セクターに乗れる
- 別途特急券を購入すれば、乗車が出来る
というおすすめの3つのポイントを紹介しました。
しかし、北陸おでかけパスは通年の発売ではあるものの、
「土日祝限定」でしか利用ができなかったり、
e5489の購入では、3日前までの購入が必須だったりします。
デメリットの落とし穴にはまらないように注意も必要です。
そんなデメリットはあっても
「北陸おでかけパス」はコスパ最強の北陸エリアを網羅するフリーきっぷ間違いなしです!
北陸おでかけパスで北陸エリアの観光を楽しむ週末もいいですよ!
おわり