鉄道基礎知識

【第2回】鉄道基礎講座 ~交通系ICカード編~

こんにちは!ゼロです!!

今回は、鉄道基礎知識編第二弾のICカード編です!

突然ですが、皆さんは交通系ICカード持っていますか?

キャッシュレス化が進んでいる今の時代の決済方法として欠かせないですよね。

私自身もJR東日本が発行しているSuicaを持っています!

首都圏では、SuicaとPASMOが有名ですが、関西や九州など独自で発展してきたICカードもあるんです!

交通系ICカードとは何か?

交通系ICカードは、1997年に香港の公共交通機関で導入されたのを皮切りに、
日本でも導入され、2001年秋には、JR東日本の首都圏エリアでSuicaサービスが開始されました。
2001年以前にも、地方のバス会社などが個々で導入している歴史もあるみたいですが、鉄道で交通系ICカードが導入されたのはJR東日本が初のようです。
Suicaサービスが導入される前は、磁気乗車券「イオカード」「パスネット」などの自動改札を通すタイプが多かったようです。

なので、タッチをして改札を入るのは、当時としては衝撃的であり、インパクトがあったかもしれませんね。

今では、日常。当たり前の光景になりましたね。

全国相互利用できるICカードを確認!

Suica 東日本旅客鉄道が発行している交通系ICカード
PASMO 株式会社パスモが発行している交通系ICカード
Kitaca 北海道旅客鉄道が発行している交通系ICカード
ICOCA 西日本旅客鉄道が発行している交通系ICカード
TOICA 東海旅客鉄道が発行する交通系ICカード
SUGOCA 九州旅客鉄道が発行している交通系ICカード
manaca エムアイシーと名古屋交通開発機構が発行している交通系ICカード
nimoca 株式会社ニモカが発行している交通系ICカード
はやかけん 福岡市交通局が発行している交通系ICカード

 

この交通系ICカード9種類が全国相互利用が可能です。
このほかにも、「Pitapa」というICカードもありますが、上記のカードとはタイプが違うので含んでおりません。

全国相互利用ICカードでできること

(乗り物編)
・鉄道に乗ることが出来る。
・バス、タクシーなど公共交通機関で利用ができる。
・各鉄道会社の定期券をICカードに載せることが出来る。
・JR東日本の普通列車グリーン車のグリーン券として使える
(Suica、Kitaca、PASMO、TOICAのみ利用可能)

もちろん、全国どこでもICカードを使って列車に乗れるわけでは、ありませんが首都圏などの人口が多い地域で使える傾向があります。
また、バスも同じで地方のバス会社だと使えない場所もあります。
使うバス会社が決まれば、使えるかを調べるのがベストですね!

(お買い物編)
・全国のコンビニなどのICカード利用可能店舗での決済ができる。
・ICカード利用可能な自動販売機で使うことが出来る。
・コインロッカーの決済、カギとして使うことが出来る

大手コンビニチェーン店であれば、全国どこでも利用ができます。
また、マクドナルドや松屋などの牛丼チェーン店でも使えますね。
年を追うごとに、使えるお店が拡大しており、現金を持ち歩く必要のない時代が近々来るかもしれないですね。

また、意外に駅のコインロッカーでICカードが使えるところが多いですね。
旅行したときとかは、お財布がカバンの奥に行きがちなので、ありがたい限りです笑

基本的な使い方

1.駅の券売機等でICカードを購入
(この時、無記名カードと記名カードを選択できます。)
記名カードは無くしても再発行手続きを取ることが出来るのでオススメ!
2.駅の券売機でICカードにチャージ!
3.駅の改札機(関東では主に青く光っているところにタッチするだけ!)
4.降りる駅でまた改札機にタッチ!

これで、簡単に電車に乗れます!
残額が不足していたり、タッチがうまくできていないと改札で引っかかってしまうので注意が必要です。

今回は、交通系ICカードについて基本的なことを書いていきましたがいかがだったでしょうか?

次回へ続く

鉄道トラベラー
ゼロ
ご覧いただきありがとうございます! 2022年12月JR全線完乗達成。 これまでの鉄道旅の経験をもとに、真の日本の魅力を伝えていくことをモットーにブログサイトを開設! 旅の経験を活かし、列車の乗り方、お得なきっぷの解説、実際の鉄道旅の様子などを日々更新中!