【家族・カップル・友人と一緒に】 スマートEX「EXのぞみファミリー早特3」

東海道新幹線に乗車する際、どのような手段で利用しますか？

・みどりの窓口に並んで購入した「乗車券と特急券」を利用
・駅の指定席券売機を利用して購入した「乗車券と特急券」を利用
・旅行パックでセットになっている「乗車券と特急券」を利用

など様々な方法で東海道新幹線を利用することができます。

私がおすすめする方法は

①えきねっとで「乗車券と特急券」を予約をする

→ビューカード決済をして利用する方法

②スマートEXを使って「お得なきっぷ」を予約をする

→クレジットカード決済をしてお持ちの交通系ICカードで利用する方法

今回は、②を利用した「お得なきっぷ」の一つである「EXのぞみファミリー早特3」をご紹介していきます。

1.スマートEXとは

まずは、「EXのぞみファミリー早特3」を予約できるサイトをご紹介します。

それが「スマートEX」です。

「スマートEX」は、JR東海が運営する新幹線の乗車券・特急券をインターネットで予約できるサービスです。
無料で会員登録を行うことができて、アプリで素早く新幹線の予約ができて、さらに「スマートEX」の早割商品を予約ができるメリットもあります。

全国の新幹線全てが予約できる訳ではなく、予約できる新幹線の路線と区間が限られているのが特徴です。

予約できる新幹線と区間は以下のとおりです。

「東海道新幹線」に特化しつつ、乗り入れを行っている「山陽新幹線」、山陽新幹線に乗り入れを行っている「九州新幹線」の予約ができるサービスになっています。

2.EXのぞみファミリー早特3とは

スマートEXで早割商品として発売されているのが「EXのぞみファミリー早特3」です。

出発日の3日前までの予約で、土日祝に運行される「のぞみ」の「指定席」「グリーン席」を2名以上で利用する際にお得な価格で利用できる商品です。

商品概要・利用条件

予約可能期間

乗車日の1か月前の10:00〜乗車日の3日前の23:30まで

予約人数

2人以上〜6人まで

※商品の名前の「ファミリー」でもある通り、2人以上での予約が必須になります。

対象列車

「のぞみ」：東京〜新神戸間のみ

設定区間・割引価格

大人の普通車では、1人あたり13%〜17%程の割引があり、東海道新幹線の「のぞみ号」ではかなり高い割引率だと感じます。

グリーン車は、普通車と比較してさらに5%〜10%程割引率が高くなっています。
東京〜新大阪間の需要が高い影響もあるのが、若干割引率が低めになっているのは興味深いところでもあります。

利用期間の除外日

EXのぞみファミリー早特3には、予約ができない除外日が存在します。

それは「年末年始・ゴールデンウィーク・お盆｣の期間中は、商品の設定、発売がありません。

2023年度でいうと、

• 4月28日（金）〜5月7日（日）:10日間
• 8月9日（水）〜8月20日（日）:12日間
• 12月28日（木）〜1月8日（月）:12日間

以上の34日間が「EXのぞみファミリー早特3」の発売除外日となっています。
恐らく、2024年度も発売があるようだったら、同じような日付が発売除外日となるので、旅行・帰省をする際は注意が必要です。

3.EXのぞみファミリー早特3の予約方法・注意点

予約方法

1. スマートEXに会員登録をする。
   会員登録は無料で出来ます。
   （メールアドレスとクレジットカードの番号が必要になります）
2. EXアプリをダウンロードする。
   （パソコン、ブラウザ版でも購入は可能です）
3. 乗車日3日前以降の日付を選択し、人数は2人以上で検索する
4. 乗車したい「のぞみ」を選択
5. 「EXのぞみファミリー早特3｣に「〇」又は「△」があれば、選択（「×」の場合は満席で選択不可能）
6. 座席を選択して、確認画面へ
7. 乗車日、乗車列車、座席、クレジットカード番号を確認して、購入するを押すと決済完了します。

注意点

ギリギリに購入しようとしても買えない

3日前までの予約でお得に買えますが、やはり土日祝ののぞみ号での割引商品なだけあって、満席になるのがかなり早めになっています。
予め旅行の日程が決まっている場合は、1ヶ月前の10時前には画面の前でスタンバイしておくことをおすすめします。

繁忙期には発売がない

先程も概要のところでもご紹介しましたが、「年末年始・ゴールデンウィーク・お盆」の時期にはそもそもの発売がありません。

繁忙期に東海道新幹線を利用される方は「えきねっと×ビューゴールドプラス決済」がおすすめです。
詳しくはこちらの記事で解説しています。

柔軟に変更ができ、払い戻し手数料は特定額

最後は注意点ではありませんが、変更が柔軟にでき、払い戻し手数料は特定額ということを覚えておきましょう。

変更は何回でも手数料無料で、払い戻し手数料については特定額が設定されています。
乗車列車を変えたい場合は、列車の予約を変更することが出来ます。

変更時の事例

変更する場合 同じ券種、同じ区間の場合

のような同じ種類で同じ区間であれば、差額なしで何度でも変更が可能です。

変更する場合 同じ券種、違う区間の場合

以上のような場合は、差額が必要になります。
クレジットカードで決済している場合は、1度購入した金額を全額払い戻し扱いになり、新たに変更した区間の金額が決済されます。
（※払戻扱いにならず手数料はかかりません。）

変更する場合 違う券種、違う区間の場合

以上のような場合も、差額が必要になります。
クレジットカードで決済している場合は、1度購入した金額を全額払い戻し扱いになり、新たに変更した区間の金額が決済されます。
（※払戻扱いにならず手数料はかかりません。）

4.実際に利用しての感想

私も実際に「EXのぞみファミリー早特3」を予約し、利用してきましたので、乗車までどのような感じだったかをお伝えします。

利用日が決まったのが9月下旬頃であり、すでに1ヶ月前から発売が始まっていた時期でした。

正式に予約を行ったのは、10月3日頃でした。
この時は、またどの「のぞみ号」にも早特の空きはある状態で、「2人がけ席のD席・E席」は満席でしたが、難なく「3人がけのA席・B席」予約をすることが出来ました。

2名での利用でしたので、「D席・E席」狙いで10月7日頃に座席の変更をしたく、たまたま空きが出ていた「D席・E席」の座席に変更をすることができました。

10月10日頃に再度、自分が乗る列車の空席状況を確認したところ、のぞみ1号の「EXのぞみファミリー早特3」は満席になっており購入をすることが出来ない状態でした。
（※後続の「のぞみ101号」は○「のぞみ3号」は△の状態で販売中でした。）

東京駅で在来線から新幹線に乗換えをする際は、事前にICカードを登録しておくことで、きっぷを発券することなくICカードのタッチで乗車をすることができます。

東京駅での乗り換え時間が少なかったりするとチケットレスは大きな時短効果を発揮するので必ず登録をしておきましょう。

5.まとめ

「EXのぞみファミリー早特3」は東海道新幹線「のぞみ号」の中では数少ないお得な商品です。

土日祝、2名以上6人以下、乗車日の3日前までの購入、スマートEXの会員であれば、誰でも買うことができます。

以上のような特徴があります。
ぜひ、「EXのぞみファミリー早特3」を利用して家族で、カップルで、友人と一緒に新幹線に乗りましょう。