「特急しなのに乗りたいけど、料金が高くて…」「割引きっぷってどれを使えばいいの?」と悩んでいませんか?

特急しなのは名古屋〜松本・長野を結ぶ便利な特急列車ですが、通常料金のままだと片道7,000円以上かかることも。実は正しい割引きっぷを使えば1枚あたり760円お得になる回数券や、特急料金が割引になるネット予約など、目的に合わせてお得に乗る方法があります。

この記事では特急しなのの基本料金から、使える割引きっぷを全種類まとめて解説します。

📌 この記事のポイント ・名古屋〜長野の通常料金:指定席7,530円(乗車券+特急券)
・長野〜塩尻間はえきねっとトク割で最大35%割引(2026年4月〜)
・繰り返し利用・複数人なら在来線指定席特急回数券(1枚6,770円)がお得
・自由席は平日・土休日とも設定あり(繁忙期は全車指定席)
・塩尻駅を境にJR東海・JR東日本の2社にまたがるため割引きっぷが異なる
・えきねっと予約+ビューカードでポイントも二重取り可能

特急しなのの基本情報

特急しなのは名古屋駅〜松本駅〜長野駅を結ぶJRの特急列車です。中央本線・篠ノ井線を経由して運行しており、名古屋と信州エリアを直結しています。

料金を調べる際に知っておきたい重要な点が1つあります。塩尻駅を境に南側(名古屋〜塩尻)はJR東海、北側(塩尻〜長野)はJR東日本の管轄になっています。そのため割引きっぷもJR東海・JR東日本でそれぞれ別に設定されており、利用できるきっぷが変わります。

項目内容
運行区間名古屋駅〜長野駅(塩尻・松本経由)
1日の本数13往復(約1時間に1本)
所要時間(名古屋〜松本)約1時間50分
所要時間(名古屋〜長野)約2時間30〜40分
使用車両383系(振り子式特急電車)
座席グリーン車・普通車指定席・普通車自由席(2両)
自由席の設定平日・土休日とも設定あり(繁忙期は全車指定席)
繁忙期は全車指定席に:GW・お盆・シルバーウィーク・年末年始は全車指定席になります(2026年度:GW 4/24〜5/6、お盆 8/7〜8/16、シルバーウィーク 9/18〜9/23、年末年始 12/25〜1/5)。この期間は早めに指定席を予約しましょう。

特急しなのの通常料金

特急しなのに乗るには乗車券+特急料金の2つが必要です。特急料金は席種・時期によって異なります。

主要区間の料金(普通車指定席・通常期)

区間乗車券特急料金(指定席)合計
名古屋〜木曽福島2,310円2,390円4,700円
名古屋〜塩尻3,080円2,730円5,810円
名古屋〜松本3,430円2,730円6,160円
名古屋〜長野4,580円2,950円7,530円

※大人・通常期の目安。乗車券は経路・利用距離により異なる場合があります。

時期による特急料金の変動

特急しなのの特急料金は乗車する時期によって変わります。旅行の計画を立てる際は以下を参考にしてください。

時期区分指定席特急料金自由席特急料金
閑散期通常期より200円引き通年同額
(通常期指定席より
約530円安い)
通常期基準額
繁忙期通常期より200円増し
最繁忙期通常期より400円増し

※繁忙期・最繁忙期は全車指定席のため自由席は利用不可。

グリーン車・自由席の料金

グリーン車は指定席料金に加えて別途グリーン料金が必要です。グリーン車は長野方面の先頭1号車に連結されています。自由席(2両)は通常の平日・土休日に利用でき、指定席より安く乗れます。

お得な割引きっぷ一覧

特急しなので使える割引きっぷは大きく6種類あります。それぞれの特徴と対象区間をしっかり確認して、自分に合ったきっぷを選びましょう。

①えきねっとチケットレス特急券(トク割)

JR東日本が運営する予約サービス「えきねっと」で購入できる割引チケットです。2025年3月から特急しなの(長野〜塩尻間)でも利用できるようになりました。なお、このチケットレス特急券は特急券のみの購入です。乗車券(紙のきっぷまたはSuicaなどの交通系ICカード)は別途用意する必要があります。

項目内容
割引率最大35%割引(2026年4月〜・席数限定)
対象区間長野〜塩尻間のみ(JR東日本管轄区間)
購入方法えきねっと(Web・アプリ)
乗車券別途購入が必要(券売機で購入する紙のきっぷ、またはSuicaなどの交通系ICカード)
乗車方法乗車券で改札に入場し、えきねっとで予約した特急にそのまま乗車。号車・座席番号はえきねっとマイページで確認
購入できる期間乗車日1ヶ月前10:00〜出発時刻まで
注意点席数・期間限定。早い者勝ちのため早めの予約が必須
💡 こんな人におすすめ
長野〜塩尻(松本)間を利用する方。ネットで手軽に予約したい方。ICカードで改札をサッと通りたい方。

②在来線指定席特急回数券

JR東海が発売する、名古屋〜長野間の指定席用回数券です。6枚セットで購入するため、定期的に往復する方や複数人で分けて使う場合に特にお得です。

項目内容
価格6枚セット:40,620円(1枚あたり6,770円)
通常料金との差額1枚あたり約760円お得(通常7,530円比)
対象区間名古屋〜長野間
席種普通車指定席
有効期間購入日から3ヶ月
利用不可期間4/27〜5/6、8/10〜8/19、12/28〜翌1/6
購入場所JR東海・JR東日本の主な駅窓口・旅行センター
💡 こんな人におすすめ
名古屋〜長野を定期的に往復する方。3人グループで1人あたりの費用を抑えたい方。有効期間内に使い切れる方。

③しなの特急回数券(自由席)

JR東海が発売する、名古屋〜中津川間の自由席用回数券です。木曽路方面への日帰り旅行や出張に何度も行く方に便利です。子ども2名まで同伴できる点も嬉しいポイントです。

項目内容
価格4枚セット:7,440円(1枚あたり1,860円)
対象区間名古屋〜中津川間
席種普通車自由席
こども利用回数券1枚でこども2人まで利用可(こども用の設定なし)
有効期間購入日から1ヶ月
利用不可期間4/27〜5/6、8/10〜8/19、12/28〜翌1/6
購入場所JR東海の主な駅窓口・旅行センター
💡 こんな人におすすめ
名古屋〜中津川・木曽方面を繰り返し利用する方。回数券1枚でこども2人まで乗れるため、子ども連れの日帰り旅行にも便利。

④青空フリーパス(土休日限定)

JR東海の土休日限定フリーきっぷです。名古屋近郊エリアの普通・快速列車が1日乗り放題になります。中央線は名古屋〜木曽平沢間がフリーエリアで、別途特急券を購入することで特急しなのにも乗車できます。

項目内容
価格大人2,620円・子ども1,310円
利用日土休日のみ(1日間有効)
フリーエリア(中央線)名古屋〜木曽平沢間
特急しなのとの組み合わせ別途特急券(乗車券不要)を購入すれば乗車可能
購入場所JR東海の主な駅窓口・旅行センター・自動券売機

※フリーエリア内は乗車券不要のため、特急券のみ購入すればOK。名古屋〜木曽福島の特急券は2,390円。

💡 こんな人におすすめ
土休日に木曽路を日帰りで観光したい方。フリーエリア内で普通列車も乗り降りしながら旅をしたい方。

⑤木曽エリアフリーきっぷ【木曽路観光に最適な旅行パッケージ】

JR東海が発売する、木曽路観光向けの往復旅行きっぷです。名古屋からの往復に特急しなの指定席が利用でき、さらにフリーエリア(中津川〜洗馬間)内は特急・普通列車の自由席が乗り降り自由になります。お食事券・お買物券付きの「エンジョイチケット」が付属している点も魅力です。

項目内容
価格大人10,000円(こども設定なし)
内容往復特急しなの指定席+フリーエリア乗り放題+エンジョイチケット(お食事・お買物券)付き
フリーエリア中津川〜洗馬間(特急・普通列車の自由席)
有効期間3日間
利用不可期間4/27〜5/6、8/10〜8/19、12/28〜翌1/6
購入場所JR東海の主な駅窓口・旅行センター

※名古屋〜木曽福島の特急しなの通常往復料金は約9,400円。実質600円でフリーエリア内乗り放題+エンジョイチケット付き。
※往路の特急しなの指定席が予約可能な場合に限り発売。

💡 こんな人におすすめ
木曽路(中津川・南木曽・上松・木曽福島・奈良井など)を1〜2泊で観光したい方。沿線でグルメや買い物も楽しみたい方。コスパよく木曽の旅を満喫したい方。

⑥JR東海&17私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ【番外編:乗り鉄・広域旅行向け】

JR東海在来線全線と隣接する17の私鉄が2日間乗り放題になる大型フリーきっぷです。別途特急券を購入すれば特急しなのにも乗車できます。特急しなの専用のきっぷではありませんが、名古屋を起点に広域で旅行する際に活用できます。

項目内容
価格大人9,200円・子ども4,330円
利用日土休日を開始日として連続する2日間
乗り放題エリアJR東海在来線全線+17私鉄の普通・快速列車普通車自由席
特急しなのとの組み合わせ別途特急券を購入すれば乗車可能(名古屋〜塩尻間・塩尻〜長野間それぞれ必要)
利用期間2026年4月4日〜通年(GW・お盆・年末年始も利用可)
購入場所JR東海の主な駅窓口・e5489(JR西日本ネット予約)

※特急しなので長野まで行く場合、名古屋〜塩尻間と塩尻〜長野間の特急券がそれぞれ別途必要。
※フリー区間をまたぐ通しの特急券では利用不可。

💡 こんな人におすすめ
名古屋を拠点に在来線・私鉄を乗り継ぎながら広域旅行したい方。特急しなのを含む複数の列車を1〜2日で乗り継ぐ乗り鉄旅をしたい方。

割引きっぷ 比較まとめ

6種類の割引きっぷを目的・区間別に比較しました。乗車区間と利用スタイルで選ぶのがポイントです。

こんな人におすすめきっぷ割引のポイント
長野〜塩尻間をネットで手軽に予約したいえきねっとトク割最大35%割引・ICカード乗車
名古屋〜長野を繰り返し使う・複数人で使う在来線指定席特急回数券1枚6,770円・指定席利用可
名古屋〜中津川を何度も往復するしなの特急回数券(自由席)4枚7,440円・子ども同伴可
土休日に木曽路を日帰りで楽しみたい青空フリーパス+特急券フリーエリア乗り放題+安い特急券
木曽路を1〜2泊でじっくり観光したい木曽エリアフリーきっぷ往復+フリーエリア+エンジョイチケット付き
在来線・私鉄を乗り継ぐ広域旅行をしたい乗り鉄☆たびきっぷ+特急券JR東海全線+17私鉄2日間乗り放題

えきねっとで予約する方法(3ステップ)

えきねっとを使えば、特急しなのの指定席・トク割をスマホで簡単に予約できます。

ステップ1:えきねっとに会員登録・ログイン
えきねっとの公式サイトまたはアプリにアクセスし、会員登録・ログインします。登録は無料です。

ステップ2:区間・日時・列車を選択
出発地・目的地・日時を入力し、特急しなのを選択します。トク割が表示されていればそちらを選びましょう。席数限定のため早めの予約がおすすめです。

ステップ3:乗車券を用意してそのまま乗車
乗車券(紙のきっぷまたはSuicaなどの交通系ICカード)を別途用意します。改札では乗車券で入場し、えきねっとで予約した特急にそのまま乗車するだけ。予約した特急の号車・座席番号はえきねっとマイページから確認できます。

ビューカードでポイントも二重取りしよう

えきねっとでの特急券購入時にJRE CARDやビューカードを使うと、通常よりも多くのJRE POINTが貯まります。貯まったポイントはえきねっとのチケットレス特急券(ポイント特典)と交換でき、実質的にさらにお得に乗ることができます。

トク割で35%割引にした上でポイントも貯めれば、割引+ポイントの二重取りが実現します。特急しなのをよく使う方は、ビューカードの利用も検討してみましょう。

よくある質問(FAQ)

Q. 自由席はいつでも乗れますか?

A. 平日・土休日ともに自由席(2両)が設定されています。ただしGW・お盆・シルバーウィーク・年末年始などの繁忙期は全車指定席となるため自由席は利用できません。繁忙期に確実に座りたい方は早めに指定席を予約しましょう。

Q. えきねっとトク割は名古屋〜松本間でも使えますか?

A. えきねっとのトク割が使えるのはJR東日本管轄の長野〜塩尻間のみです。名古屋〜塩尻間はJR東海の管轄になるため、えきねっとのトク割は適用されません。名古屋発着の場合は在来線指定席特急回数券などJR東海の割引きっぷをご活用ください。

Q. 子ども料金はいくらですか?

A. 子ども(6〜11歳)は乗車券・特急料金ともに大人の半額です。6歳未満の幼児は大人1名につき2名まで無料(席を占有する場合は子ども料金が必要)です。

Q. 関西(大阪・京都)から特急しなのに乗れますか?

A. 直通列車はありません。東海道新幹線で名古屋駅まで移動してから乗り換えるのが一般的です。

Q. 回数券は金券ショップでも買えますか?

A. 金券ショップで販売されている場合があります。ただし有効期限や利用不可期間を必ず確認してから購入してください。

まとめ

  • 名古屋〜長野の通常料金は片道約7,460円(指定席・通常期)
  • 長野〜塩尻間はえきねっとトク割で最大35%割引。ICカード乗車でさらに手軽
  • 名古屋〜長野を繰り返し利用するなら在来線指定席特急回数券(1枚6,770円)
  • 名古屋〜中津川の短距離利用ならしなの特急回数券(4枚7,440円)
  • 土休日の木曽路日帰りには青空フリーパス+特急券の組み合わせが便利
  • 木曽路を1〜2泊で観光するなら木曽エリアフリーきっぷ(10,000円)がお得でエンジョイチケット付き
  • 広域旅行・乗り鉄旅なら乗り鉄☆たびきっぷ(9,200円)でJR東海全線+17私鉄が2日間乗り放題
  • えきねっと予約+ビューカードで割引とポイントの二重取りも可能

目的に合ったきっぷを選んで、信州の旅をお得に楽しんでください!

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