最近、電車に乗るとポイントが貯まることを知っていましたか?
今回は、電車・買い物でもポイントが貯まる「JREポイント」について解説していきます。
JREポイントとは?
JR東日本が運営している「ポイントプログラム」のことを指します。
JR東日本の「電車」や「駅ナカ施設」、「駅のコンビニ」、「JR系のクレジットカード」で支払いを行うとポイント還元を受けられるような仕組みになっています。
JREポイントの特徴
【貯める編】
電車に乗るとポイントが貯まる(最大2%還元)
JR東日本のSuicaエリアでSuicaを使って電車に乗ると50円で1ポイント還元されます。(2%還元)
なお、2%還元を受けられるのは「モバイルSuica」のみであり、カード型Suicaは0.5%還元になります。
例1:中央線で新宿から東京で移動した場合:利用金額208円
モバイルSuicaの場合→4ポイント獲得
カード型Suicaの場合→1ポイント獲得
例2:湘南新宿ラインで大宮から横浜まで移動した場合:利用金額945円
モバイルSuicaの場合→18ポイント獲得
カード型Suicaの場合→4ポイント獲得
というように圧倒的に「モバイルSuica」の利用がおすすめになります。
JR系のクレジットカード「ビューカード」でSuicaにチャージすると1.5%還元
ビューカードを使って、
「モバイルSuicaにチャージ」or改札での「オートチャージ」利用で1000円につき15ポイント還元されます。
ビューカードは「1000円ごとにポイント還元されるシステム」になっているので、1000円以上でのチャージ、オートチャージ設定がオススメです。
ビューカードについてはこちらから↓
Suicaはポストペイ型の電子マネーなので、
コンビニで使っても、スーパー、ドラッグストアなどの街のお店で決済しても残額から支払う仕組みなので、ポイントの取りこぼしがありません。
日常的に使う「駅ナカ店舗」でもポイントが貯まる
皆さんのよく使う駅に、駅ナカの施設はありますか?
JRをよく利用する人ならば、「アトレ」や「エキュート」などのお店の名前をよく目にするかと思います。
実は、そのような場所でも「JREポイント」を貯めることが出来るのです。
ポイント還元率は100円で1ポイントで還元率は1%となっています。
仕事帰りにアトレなどの駅ナカでの買い物、また東北への旅行時のお土産などを駅ナカで購入すれば、ポイントをかなり貯めることが出来ます。
出典:JREPOINT 公式WEBサイト
【使う編】
貯めたポイントが「Suica」にチャージできる
貯めたJREポイントは1ポイント1円として、チャージすることができます。
JREポイントのWebサイトで登録したSuicaにチャージ指定の設定をしておけば、
スムーズにチャージできます。
モバイルSuica→Suicaアプリから受取
カード型Suica→駅の緑or黒い券売機で受取
モバイルSuicaの方が家に居ながら受け取ることができるので便利ですね!
貯めたポイントで「普通車グリーン車」に安く乗れる
首都圏には、2階建てグリーン車という車両を連結した電車が数多く走っています
出典:JR東日本公式サイト
東海道線(東京~熱海・伊東・沼津)
横須賀・総武快速線(久里浜~千葉~君津・上総一ノ宮・成田空港・成東)
高崎線(上野~高崎~前橋)
宇都宮線(上野~宇都宮)
常磐線(上野~土浦~水戸~高萩)
湘南新宿ライン(前橋~高崎~新宿~小田原・宇都宮~新宿~逗子)
上野東京ライン(上野~東京)
以上の路線の普通車グリーン車を600ポイントで乗ることが出来ます。
平日は50キロまで780円・51キロ以上で1000円
休日は50キロまで580円・51キロ以上で800円
平日は50キロまで1040円・51キロ以上で1260円
休日は50キロまで840円・51キロ以上で1060円
と車内料金が割り増し設定されています。
休日の50キロまでの利用以外はお得になりますね。
【弱い点】
JREポイントは他のポイントと互換性がない
JREポイントは「他のポイント」への交換ができないのがデメリットです。
ポイント交換のしやすさはJR九州が運営しているポイントプログラムの「JRキューポ」がおすすめです。
しかし、ビューカードの「JALカードSuica」「ビックカメラSuica」であれば、マイルorビックポイントからJREポイントへ交換できます。
JALカードSuicaを持っている場合はマイルからJREポイントに交換出来ます。
JALゴールドカードの場合
1000マイル→1500ポイント
JALカードショッピングマイル・プレミアムに加入している場合
1000マイル→1500ポイント
普通カード・CLUB-Aカードの場合
500マイル→1500ポイント
ビックカメラSuicaカードを持っている場合、1000ポイント単位で交換出来ます。
1000ビックポイント→1000ポイント
JREポイントから他のポイントへは交換出来ないが、ビューカードを持っている場合は他のポイントからJREポイントへは交換ができる。
JREポイントが貯まりやすいECサイトの「JRE MALL」の使い勝手が悪い
JR東日本は「Amazon」や「楽天」と言ったようなネットショッピングサイトを運営しています。
JREポイントが貯まりやすく、JREポイントを貯めている人にとってはうってつけのECサイトです。
大手の「Amazon」や「楽天」と比較すると日用品やふるさと納税の品揃えは見劣りします。
しかし「車庫見学」「車庫での列車撮影会」「電車の部品販売」等、鉄道会社ならではの商品を販売していますので、鉄道好きであれば魅力的な部分になります。
まとめ
JREポイントは、JR東日本エリアの人にとってはとても貯めやすいポイントです。
また、モバイルSuicaとビューカードを合わせて利用すればJR東日本エリア以外の人でも貯めやすい・使いやすいポイントであると考えます。
日常やチャージでポイントを貯めて、お得にポイントを使って行きしょう。