車・レンタカー

【格安乗り捨てレンタカー】トヨタレンタカー「片道GO」で旅行

車を持っていない方の旅行はどのような手段で行きますか?
近年では「若者の車離れ」が話題になっており、車を持っていない方も多いと思います。

しかし、鉄道やバス等の公共交通機関だけで移動するにも限界があり、行く場所もあながち決まった場所になってしまいがちです。

  • たまにはレンタカーを使った旅行がしたい!
  • 公共交通機関では行けないところに行きたい!
  • 自由に行程を組んで時間に縛られない旅行をしたい!
  • 片道だけレンタカーを利用したい!

という方に格安で乗り捨て利用が出来るレンタカーである、「トヨタレンタカー 片道GO」という商品をご紹介します。

1.トヨタレンタリースとは

まず初めに「トヨタレンタリース」とは何?という所から解説して行きます。

日本には、様々なレンタカー屋さんが営業を行っており、

  • タイムズカー
  • オリックスレンタカー
  • 日産レンタカー
  • ニッポンレンタカー
  • トヨタレンタリース

があります。

今上記でご紹介したレンタカー屋さんは大手の会社であり、皆様も一度は聞いたことあったり、目にしたことがあると思います。

その中でも、「トヨタレンタリース」は主にトヨタ自動車のレンタカーを取り扱っているお店になります。

トヨタレンタリースにも様々な特色があり、

  1. 同一県内であれば「乗り捨て料金無料」
    (※一部都道府県では乗り捨て料金が発生する場合あり)
  2. トヨタレンタカー会員に登録すると割引に利用できる「マイル」が貯まる
  3. レンタカーを会員価格でご案内
  4. 片道GOという特殊なプランがある

などがあります。

今回は、そんな特色のあるトヨタレンタリースから特徴的なプランである「片道GO」をご紹介して行きます。

2.「片道GO」とは

「片道GO」とは「特定の地域のトヨタレンタリース」で行っている片道利用が格安に利用できるプランです。

特定の地域とは

  • 北海道地区(函館)
  • 東北地区(青森・岩手・宮城・仙台・山形・福島・新福島)
  • 関東地方(トヨタモビリティ(東京)・多摩)
  • 中部地区(静岡・浜松・愛知・名古屋)
  • 近畿地区(京都・大阪・新大阪)
  • 九州地区(福岡・博多・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島)

となっています。

関東からも比較的に近い「長野・新潟・山梨」、また札幌や北陸地方、中国地方、四国地方では設定がないので要注意です。

「片道GO」の仕組み

従来は、ワンウェイ利用でやってきたレンタカーをスタッフの方が元の所属しているお店へ返却回送をしていました。
ですが、返却回送の手間や人件費を考慮するとコストがかかるため、「片道で利用したいお客さんに貸して車を元の所属しているお店へ返そう」というのが始まりのきっかけのようです。

こうすることで、

  • お店側→返却回送する手間や人員を確保しなくて済む
  • 利用する側→片道プランを格安で借りることができる

お互いの利害が一致したような画期的なシステムになったようです。

システム

「片道GO」のシステムは、ワンウェイ利用のみです。
出発店舗に返却ができません。
料金は、全車種共通で「24時間2200円・48時間4400円」です。

「片道GO」のメリット

  • ワンウェイ利用なのに料金が安い
    (24時間2200円・48時間4400円)
  • 乗り捨て料金がかからない
  • 車種ごとの料金はなく、共通の料金で借りられる
  • トヨタレンタリースで提供している保険に加入することができる

「片道GO」のデメリット

  • 借りたいときに旅行先へ設定されたレンタカーがないの可能性がある
  • 特別装備品(チャイルドシート等)は利用できない

3.予約方法・利用方法

予約方法

  1. 「片道GO」の専用サイトにて自分の条件にあうレンタカーがあるかを探す
    (出発期間・出発店舗・返却店舗・車種)

  2. 条件にあう車があれば、「さらに詳細を見る」から予約電話番号に記載されている電話番号へ電話をする
    (※インターネットでの予約はできません)
  3. 電話が繋がったら、「片道GOのサイトを見て予約をしたい」と伝える
  4. お店側から「車種・どこのエリアに行く車なのか」を聞かれるので、サイトに記載のあった「車種・行き先」を伝える
  5. 空きがあれば、そのまま利用したい旨を伝え、
  • 出発日(出発はいつなのか)
  • 来店時間(レンタカーを何時に借りに来るのか)
  • 返却場所の指定(エリア内で自分の都合の良い場所に指定できます)
  • 返却時間(返却場所へは何時頃来るのか)を聞かれるので、スタッフにそれぞれお伝えする。

その後、利用者の連絡先(名前・電話番号)を聞かれるので、伝えて予約完了

〜電話時間は約5分から10分程度〜

利用方法

借りるとき

  1. 利用日当日になったら、指定された出発店舗へ向かう
  2. 出発店舗についたら、予約時間と名前をスタッフへ伝える
  3. 車種の確認、返却店舗の確認、返却時間の確認をスタッフさんとする
  4. 自動車保険の有無を選択する
    (トヨタレンタリースが提供している保険に加入することができます。)

  5. 支払いを行う(クレジットカード利用可能)
  6. スタッフさんと借りる車の傷等を確認する
  7. 出発

返すとき

  1. 返却店舗へ向かう
  2. 向かう道中にてガソリンスタンドで給油を行う
    (※給油を行わないで返却する場合は、走行距離に応じて燃料代を返却店舗へ支払うことになります。)
  3. 返却店舗にて忘れ物の確認等を行い、店内にて利用したレンタカー代等が記載された領収書を受け取る
  4. 特に異常がなければ、返却手続き完了

4.実際に利用しての感想


今回、実際に「片道GO」を利用してきましたのでその時の感想
をお伝えします。

利用日時

2023年11月12日(日)

出発エリア

東京23区内店舗

返却エリア

静岡県内店舗

利用料金

24時間2200円+自動車保険1650円=合計3850円

ガソリン代

1800円ほど

今回は、初めての利用であり特殊な手続き等があるかと思いましたが、通常のレンタカーを借りるような流れでした。
ただ、レンタカーを予約する際は「電話予約」が必須になっているので電話慣れしていないと緊張するかもしれません。

また、「片道GO」の車もたくさん在庫がある訳では無いので、「先着順」になってしまいます。
迷っていたら、もう予約が入っていて予約できないということもあると思うので、早めに決断をしたほうがいいなと感じました。

また、大体「片道GO対象のレンタカー」は「出発日の2日前」などかなりギリギリにならないと出てきません。
事前に「片道GO」を利用した旅行の計画を立てても、希望した車や返却エリアが出てこない可能性もあります。

柔軟に旅程が組めるような工夫も必要だと感じました。

5.まとめ

「片道GO」はトヨタレンタリースが行なっているワンウェイサービスです。
車を格安で借りられる上に、乗り捨て料金なしで利用できるのは大きな魅力だと感じます。
また家族での利用であったりするとさらにコストパフォマンスが高くなりますね。

タイミングが合えば、ぜひ一度は利用して楽しいドライブ・旅行に出かけてみてはいかがでしょう。

鉄道トラベラー
ゼロ
ご覧いただきありがとうございます! 2022年12月JR全線完乗達成。 これまでの鉄道旅の経験をもとに、真の日本の魅力を伝えていくことをモットーにブログサイトを開設! 旅の経験を活かし、列車の乗り方、お得なきっぷの解説、実際の鉄道旅の様子などを日々更新中!