【2026年版】北陸おでかけtabiwaパス完全ガイド|上越妙高〜敦賀の在来線が1日2,950円で乗り放題
「金沢を拠点に福井や富山まで足をのばしたい」「直江津から敦賀まで、北陸の在来線をのんびり乗り通してみたい」と思ったとき、北陸新幹線の開業で並行在来線が第三セクター鉄道に変わり、運賃が思った以上にかかると感じたことはありませんか。
そんな北陸の在来線旅に使えるのが、JR西日本の観光ナビ「tabiwa by WESTER」専用のフリーきっぷ「北陸おでかけtabiwaパス」です。JR線の自由周遊区間に加えて、ハピラインふくい・IRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道・えちごトキめき鉄道(市振〜直江津〜上越妙高)・のと鉄道(七尾〜和倉温泉)の普通・快速列車(普通車自由席)が、1日乗り降り自由になります。大人2,950円・小児1,180円で、スマートフォンで買って、スマートフォンで使うきっぷです。
この記事では、公式の商品詳細(tabiwa by WESTERの商品ページ)で内容を確かめながら、北陸おでかけtabiwaパスの料金・フリーエリア・使い方・買い方・払戻し・特典クーポンまでを、はじめて使う方にも分かるようにまとめました。主な区間の通常運賃と比べて「元が取れるのはどんな旅か」も整理しています。
1. 北陸おでかけtabiwaパスとは
北陸おでかけtabiwaパスは、有効期間が1日間の、北陸エリア向けのフリーきっぷです。かつて紙のきっぷ「北陸おでかけパス」として発売されていたものが、スマホ専用のデジタルきっぷになって続いています。北陸新幹線の開業で第三セクター鉄道になった在来線を、まとめて1日乗り降り自由にできるのが特徴で、直江津・上越妙高から敦賀まで、さらに氷見線・城端線・七尾線・越美北線・小浜線などの支線も含まれています。
- 乗れる範囲:JR線(小浜線・越美北線・七尾線・氷見線・城端線・高山本線・大糸線の指定区間)+ハピラインふくい・IRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道・えちごトキめき鉄道・のと鉄道の指定区間(4章)
- 有効期間:利用日の1日間(8章)
- きっぷの形:スマートフォンのみ。紙のきっぷはなく、購入は利用開始日の3日前まで(2日前〜当日は買えません)(6章・7章)
- 乗れる列車:普通・快速列車の普通車自由席。特急(普通車自由席・指定席のみ)や指定席は別に料金券が必要です(5章)
- 乗れないもの:北陸新幹線、JR東日本の特急「しらゆき」、上の区間にない私鉄・路面電車など(4章・5章)
金沢を拠点に福井方面へ往復する日や、直江津〜金沢・直江津〜敦賀のように第三セクター区間を長く乗り通す日。金沢〜富山の往復だけだと通常運賃(往復2,580円)のほうが安くなるため、距離を乗るほど、支線を足すほど元が取りやすくなります(3章)。
こんな人におすすめ・おすすめできない人
| タイプ | 理由 |
|---|---|
| おすすめ:金沢から福井・敦賀方面へ往復する人 | 金沢〜福井は、往復の通常運賃3,320円がパスの2,950円を上回ります。敦賀まで往復するとさらに差が開きます(3章) |
| おすすめ:北陸の在来線を長く乗り通したい人 | 直江津〜金沢(通常運賃4,130円)、直江津〜敦賀(同6,840円)のように、第三セクター区間を通しで乗るほど元が取れます(3章) |
| おすすめ:支線のローカル線も回りたい人 | 氷見線・城端線・七尾線・越美北線・小浜線・高山本線・大糸線の指定区間が、追加の運賃なしで乗り降り自由です(4章) |
| おすすめできない:金沢〜富山を往復するだけの人 | 往復の通常運賃は2,580円で、パスのほうが370円高くなります。支線を足す旅向きです(3章) |
| おすすめできない:北陸新幹線で移動したい人 | 新幹線には乗れません。新幹線の料金は北陸新幹線の料金一覧で確認できます(5章) |
| おすすめできない:直前(2日前〜当日)に買いたい人 | 購入は利用開始日の3日前までです。2日前〜当日は発売がなく、直前には買えません(7章) |
| おすすめできない:北陸3県の3社区間だけを2日で回る人 | 「あいの風・IR・ハピライン連携 北陸3県2Dayパス」のほうが合う場合があります。詳しくは北陸3県2Dayパスの完全ガイドをご覧ください(10章) |
2. きっぷ概要
| 商品名 | 北陸おでかけtabiwaパス(tabiwa周遊パス[北陸エリア]のひとつ) |
|---|---|
| 有効期間 | 1日間 |
| 発売期間 | 2026年3月1日〜2027年3月28日。利用開始日の1か月前の10時から、利用開始日の3日前まで発売(2日前〜当日は発売がありません) |
| 利用期間 | 2026年4月1日〜2027年3月31日 |
| 発売額 | 大人2,950円/小児1,180円 |
| フリーエリア | JR線の自由周遊区間+ハピラインふくい・IRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道・えちごトキめき鉄道・のと鉄道の指定区間(4章) |
| 利用できる列車 | 普通列車・快速列車の普通車自由席 |
| 特急の普通車自由席・普通車指定席 | ▲(運賃のみ有効。別に特急券等が必要) |
| 特急のグリーン車・個室・立席・寝台 | ✕(利用できません) |
| 新幹線 | ✕(北陸新幹線は利用できません) |
| きっぷの形 | スマートフォンのチケット画面 |
| 発売箇所 | 「tabiwa by WESTER」(アプリ・WEB)のみ。購入にはWESTER会員登録(無料)が必要(7章) |
3. 発売額と、元が取れる区間
| 券種 | 発売額 | 備考 |
|---|---|---|
| 大人 | 2,950円 | 購入金額110円(税込)につき1ポイントのWESTERポイントがたまります(大人は26ポイント) |
| 小児 | 1,180円 | 小児用の設定があります |
- 第三セクター区間の運賃は区間ごとに加算されるため、乗り継ぐほど通常運賃が高く、パスの元が取りやすくなります
- 金沢〜富山の往復だけだと、通常運賃のほうが安いです。高岡の氷見線・城端線など、支線を足すと有利になります
- 特急列車(普通車自由席・普通車指定席のみ)や指定席に乗るときは、別に料金券が必要です。パスでカバーされるのは運賃の部分で、特急のグリーン車などは利用できません
- 購入は利用開始日の3日前まで。2日前〜当日に思い立って買うことはできません
- 観光施設の入場券は付いていません。かわりに、駅のおみやげ処やホテルの特典クーポンが付きます(7章)
区間別の通常運賃とパスの差額(大人)
パスを買う前に、主な区間の通常運賃を確認しておきましょう。ご自身の行程の運賃の合計が2,950円(小児1,180円)を超えるかを確かめてから買うと安心です。
| 区間 | 通常運賃(片道) | 運賃の内訳 | パス(2,950円)との差 |
|---|---|---|---|
| 金沢〜富山 | 1,290円 (往復2,580円) | IRいしかわ鉄道370円+あいの風とやま鉄道920円 | 往復で370円高い(パスのほうが割高) |
| 金沢〜福井 | 1,660円 (往復3,320円) | IRいしかわ鉄道980円+ハピラインふくい680円 | 往復で370円お得 |
| 金沢〜敦賀 | 2,730円 (往復5,460円) | IRいしかわ鉄道980円+ハピラインふくい1,750円 | 片道だけなら220円高い。往復なら2,510円お得 |
| 直江津〜金沢 | 4,130円 | えちごトキめき鉄道1,540円+あいの風とやま鉄道2,220円+IRいしかわ鉄道370円 | 1,180円お得 |
| 直江津〜敦賀 | 6,840円 | えちごトキめき鉄道1,540円+あいの風とやま鉄道2,220円+IRいしかわ鉄道1,330円+ハピラインふくい1,750円 | 3,890円お得 |
| 上越妙高〜敦賀 | 7,130円 | えちごトキめき鉄道(妙高はねうまライン)1,830円+あいの風とやま鉄道2,220円+IRいしかわ鉄道1,330円+ハピラインふくい1,750円 | 4,180円お得 |
※運賃は乗換案内アプリの「現金優先」表示の値です。「差」は、通常運賃(往復の場合は往復運賃)からパスの発売額2,950円を引いた金額で、小児や途中下車の場合は異なります。運賃改定などで変わることがありますので、最新の運賃は各社の公式サイトでご確認ください。
いちばん分かりやすい目安は、1日の通常運賃の合計が2,950円を超えるかどうかです。金沢〜福井の往復は370円お得になり、金沢〜敦賀を往復したり、直江津〜金沢・直江津〜敦賀を通しで乗ったりすると、1,000円以上お得になります。一方、金沢〜富山の往復だけではパスのほうが高くなるので、そのときは高岡から氷見線・城端線へ足をのばすなど、行き先を足して考えましょう。
4. フリーエリア
フリーエリアは、JR線の指定区間と、ハピラインふくい・IRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道・えちごトキめき鉄道・のと鉄道の指定区間です。新幹線は含まれません。
JR線の利用できる区間
| 路線 | 利用できる区間 | ポイント |
|---|---|---|
| 小浜線 | 敦賀〜青郷 | 敦賀から西へ向かう支線。青郷より先(東舞鶴方面)はエリア外です |
| 越美北線 | 全線 | 福井から九頭竜湖方面へ向かう支線です |
| 七尾線 | 全線 | 津幡から七尾・和倉温泉方面へ向かう路線です。のと鉄道の七尾〜和倉温泉も対象です |
| 氷見線 | 全線 | 高岡〜氷見の支線です |
| 城端線 | 全線 | 高岡〜城端の支線です |
| 高山本線 | 富山〜猪谷 | 猪谷が端の駅。それより先(飛騨方面)はエリア外です |
| 大糸線 | 糸魚川〜中土 | 中土が端の駅。それより先はエリア外です |
※効力があるのは、普通列車・快速列車の普通車自由席です。
第三セクター鉄道の利用できる区間
| 会社 | 利用できる区間 | メモ |
|---|---|---|
| ハピラインふくい | 全線(大聖寺〜敦賀) | 福井・芦原温泉などを通る区間。敦賀が西の端です |
| IRいしかわ鉄道 | 全線(倶利伽羅〜金沢〜大聖寺) | 金沢・津幡・加賀温泉などを通る区間です |
| あいの風とやま鉄道 | 全線(市振〜倶利伽羅) | 高岡・富山・黒部などを通る区間です |
| えちごトキめき鉄道 | 日本海ひすいライン(市振〜直江津) 妙高はねうまライン(直江津〜上越妙高) | 上越妙高が東の端です |
| のと鉄道 | 七尾〜和倉温泉 | 七尾線の七尾〜和倉温泉の区間のみです |
- 北陸新幹線は利用できません。新幹線と並行する在来線が、このパスの主な対象です
- JR東日本の特急「しらゆき」は利用できません。乗るときは別に乗車券・特急券が必要です
- 上の表にない区間は対象外です。富山地方鉄道・えちぜん鉄道・福井鉄道・北陸鉄道・万葉線などの私鉄や路面電車、路線バスは含まれていません
- 観光施設の入場券は付いていません。かわりにおみやげ処・ホテルの特典クーポンが付きます(7章)
- 工事などの影響で、列車の時刻・行き先の変更や代行バスになることがあります。最新の運行情報はJR西日本 列車運行情報で確認しましょう
5. 利用できる列車・座席
基本は、フリーエリア内の普通列車・快速列車の普通車自由席です。区分ごとの扱いは次のとおりです。
| 区分 | 北陸おでかけtabiwaパス |
|---|---|
| 普通列車・快速列車の普通車自由席 | 〇 |
| 普通列車・快速列車の普通車指定席(指定席券・ライナー券が別に必要) | ▲ |
| 在来線特急の普通車自由席・普通車指定席(特急券等が別に必要) | ▲ |
| 在来線特急のグリーン車・グリーン個室・普通車個室・立席・寝台 | ✕ |
| 快速「ベル・モンターニュ・エ・メール」(全車指定席) | ▲ |
| 「あいの風ライナー」 | ▲ |
| JR東日本の特急「しらゆき」 | ✕ |
| 北陸新幹線 | ✕ |
〇=利用できます ▲=運賃のみ有効です(別に特急券・指定席券・ライナー券等が必要) ✕=利用できません
※当日の列車の運行状況は、事前にJR西日本の公式サイトでご確認ください。
指定席・ライナーの使い方
快速・普通列車の普通車指定席には、別に指定席券またはライナー券を買えば乗れます。氷見線・城端線の観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」は全車指定席の快速で、乗るときは別に指定席券が必要です。「あいの風ライナー」も、別にライナー券が必要です。
特急列車の使い方
フリーエリア内の在来線特急は、普通車自由席・普通車指定席に限り、別に特急券等を買えば乗れます。パスで有効になるのは運賃の部分です。グリーン車・グリーン個室・普通車個室・立席・寝台は利用できません。なお、JR東日本の特急「しらゆき」は対象外で、別に乗車券と特急券が必要です。
敦賀では、北陸新幹線と、大阪・名古屋方面の特急サンダーバード・しらさぎの乗り換えがあります。乗り換え方は北陸新幹線つるぎの停車駅と敦賀の乗り継ぎで詳しくまとめています。
6. 使い方・利用条件・注意事項
使い方の流れ
- ①アプリを用意する:「tabiwa by WESTER」のアプリ(またはWEB)で、WESTER会員登録(無料)をします
- ②パスを購入する:「北陸おでかけtabiwaパス」を選んで、利用日を指定して買います(利用開始日の3日前まで)
- ③利用開始操作をする:使う直前に、購入時のWESTER IDでログインし、画面下の「購入・取得済」→チケット一覧から「北陸おでかけtabiwaパス」を選んで「チケットを使う」をタップします
- ④係員に画面を見せる:改札や乗り場で、有効になったチケット画面を係員に提示します
利用開始の操作は、改札や乗り場に着く前に済ませておくと安心です。操作の途中で確認の画面が出た場合は、画面の案内に従ってください。利用開始後は払戻しができません(9章)。アプリも事前にダウンロードしておきましょう。
基本ルール
| 乗り降り自由な範囲 | フリーエリア内のJR線・第三セクター鉄道の普通列車・快速列車の普通車自由席(4章) |
|---|---|
| 提示方法 | 改札口や乗り場で、有効にしたチケット画面を係員に見せます |
| 特急列車の普通車自由席・普通車指定席 | 別に特急券等の料金券が必要です |
| 特急のグリーン車・個室・立席・寝台 | 利用できません |
| 新幹線 | 利用できません |
| 利用日の最終列車 | 通常ダイヤの最終列車まで使えます。終夜運転がある日でも、その分は含まれません |
| スマホを忘れた・電池切れ・故障 | 有効なチケット画面を表示できないと、パスは使えません。紛失や故障の場合も再発行はなく、払戻しもありません |
| 工事・時刻や行き先の変更 | 集中工事などで、列車の時刻・行き先が変わったり、代行バスになったりすることがあります。出発前に運行情報を見ておきましょう |
| エリア外を乗る場合 | 表にない区間の乗車には、その区間の乗車券が別に必要です。端の駅(上越妙高・敦賀・青郷・猪谷・中土・九頭竜湖など)から先へ行くときはご注意ください |
7. 購入方法・特典クーポン
購入方法
| 購入できる場所 | JR西日本の観光ナビ「tabiwa by WESTER」(アプリ・WEB)のみです。駅の窓口や券売機では買えません |
|---|---|
| 会員登録 | WESTER会員登録(無料)が必要です |
| 購入できる期間 | 利用開始日の1か月前の10時から、利用開始日の3日前まで(2日前〜当日は発売がありません) |
| 支払方法 | クレジットカード(一回払い・ご本人名義のVISA・Mastercard・JCB・Diners)、デビットカード、ブランドプリペイドカード、WESTERポイント(カードとの併用も可)。一部使えないカードもあります |
| ポイント | 購入金額110円(税込)につき1ポイントがたまります |
パスは、有効なチケット画面を係員に見せて使うきっぷです。スマホを忘れたり、電池が切れたりしたときの救済はなく、紛失・故障のときの再発行もありません。出発前に会員登録とアプリの準備を済ませて、バッテリーにも余裕を持たせておくと安心です。購入は3日前までなので、旅行の日程が決まったら早めに買っておきましょう。
特典クーポン(おみやげ処・ホテル)
北陸おでかけtabiwaパスを購入すると、駅のおみやげ処とホテルで使える特典クーポンが付いてきます。クーポンの画面をお店・ホテルの係員に見せて使います。
| 店舗・施設 | 場所 | 特典の内容 |
|---|---|---|
| おみやげ処芦原 | 芦原温泉駅 | 税込2,000円以上のお買い上げで200円割引 |
| おみやげ処金沢 | 金沢駅(新幹線改札口前) | 税込3,000円以上のお買い上げで300円割引 |
| おみやげ処高岡 | 新高岡駅 | 税込2,000円以上のお買い上げで200円割引 |
| おみやげ処富山 | 富山駅 | 税込2,000円以上のお買い上げで200円割引 |
| おみやげ処黒部 | 黒部宇奈月温泉駅 | 税込2,000円以上のお買い上げで200円割引 |
| ヴィアイン金沢 | 金沢 | 10:00のチェックアウトを11:00まで無料で延長(レイトチェックアウト) |
| ホテルヴィスキオ富山 | 富山 | 12時までのレイトチェックアウト(1時間分)が無料 |
- おみやげ処のクーポンは、お会計のときに店舗の係員にクーポン画面を見せて使います。現金・金券類・ギフトカード・収入印紙・はがき・切手・たばこなどの指定商品は割引の対象外で、公共料金などの収納代行や電子マネーへのチャージにも使えません
- 1つの端末で複数名分を購入しても、使えるのは1名分です
- ホテルのクーポンは、チェックイン時にフロントで提示します。チェックアウト時に見せても使えず、ほかのレイトチェックアウト特典とは併用できません
- ホテルのクーポンは、チェックイン日などの利用条件・除外日が設定されていることがあります。クーポンの記載が更新されていない場合もあるため、利用の前にホテルへ確認しておくと確実です
- 駅ナカの店舗は、改装などで営業時間や営業状況が変わることがあります。おみやげ処の営業状況(新高岡駅の店舗を含む)は、事前に確認してください
8. 利用できる日
北陸おでかけtabiwaパスは、利用日の1日間有効です。商品詳細には、曜日による制限や、GW・お盆・年末年始などの利用除外日の記載はありません(以前の版は土日祝日限定でした)。年度ごとに商品内容が更新されますので、期間は次のとおりです。
| 項目 | 期間 |
|---|---|
| 発売期間 | 2026年3月1日〜2027年3月28日(利用開始日の3日前まで) |
| 利用期間 | 2026年4月1日〜2027年3月31日 |
| 利用できる最終日 | 2027年3月31日 |
※2027年4月以降の内容は、JRおでかけネットの周遊パスのページやtabiwa by WESTERで最新の情報をご確認ください。
9. 変更・払戻し・紛失
| 利用日の変更 | 利用開始日の3日前まで変更できます。利用開始日の2日前以降の変更はできません |
|---|---|
| 払戻し | 未使用であれば、有効期間の開始前でも期間内でも払戻しできます。手数料は1人220円です |
| 使い始めたあとの払戻し | できません(払戻しは未使用の場合のみ) |
| スマホを提示できなかった場合 | パスとしては使えず、その場合の払戻しもありません |
| スマホを紛失・故障した場合 | 再発行は行っていません |
10. 他のきっぷとの違い
北陸には、tabiwa by WESTERで買える周遊パスが何種類かあります。また、北陸3県の第三セクター3社が共同で発売するパスもあります。主な違いを比べてみましょう。
| きっぷ | 発売額・有効期間 | 対象エリア | ポイント |
|---|---|---|---|
| 北陸おでかけtabiwaパス | 大人2,950円/小児1,180円 1日間 | 直江津・上越妙高〜敦賀を中心に、JR支線・第三セクター5社の指定区間 | 北陸の在来線を広く乗り通せる。購入は利用開始日の3日前まで |
| とやま周遊2dayパス | 大人1,550円/小児770円 2日間 | 富山エリア | 富山を2日間でめぐる |
| 金沢tabiwaパス | 大人1,500円/小児820円 2日間 | 金沢エリア | 金沢を2日間でめぐる |
| 金沢能登tabiwaパス | 大人3,250円/小児1,620円 2日間 | 金沢・能登エリア | 能登方面まで足をのばせる |
| 越前tabiwaパス | 大人2,300円/小児1,200円 2日間 | 福井県北部 | 福井県北部を2日間でめぐる |
| 小浜線tabiwaパス | 大人2,200円/小児1,600円 2日間 | 小浜線沿線(小浜) | 小浜線沿線をめぐる |
| あいの風・IR・ハピライン連携 北陸3県2Dayパス | 大人2,800円/小児1,400円 2日間 | 越中宮崎〜敦賀(あいの風とやま鉄道・IRいしかわ鉄道・ハピラインふくいの3社) | 金・土・日・祝日とその翌日、春休み・GW・夏休み・年末年始などの特定期間のみ。JR支線やえちごトキめき鉄道は含まない |
※金額・有効期間はJRおでかけネットおよび各社の発表にもとづきます。各パスの対象エリアの詳細や、北陸3県2Dayパスの利用できる日などの詳細は、北陸3県2Dayパスの完全ガイドでご確認ください。いずれもスマートフォン向けのデジタルきっぷです。
どれを選ぶ?目安
- 北陸の在来線を1日で広く乗り通す・支線も回る → 北陸おでかけtabiwaパス
- 富山をゆっくり2日間 → とやま周遊2dayパス
- 金沢を2日間 → 金沢tabiwaパス
- 能登方面まで行く → 金沢能登tabiwaパス
- 福井県北部を2日間 → 越前tabiwaパス
- 小浜線沿線をめぐる → 小浜線tabiwaパス
- 北陸3県の3社区間だけを2日で行き来する(金・土・日・祝日など) → あいの風・IR・ハピライン連携 北陸3県2Dayパス
11. 青春18きっぷとの比較
北陸の在来線を旅するとき、青春18きっぷはJR線の普通・快速が対象のきっぷで、第三セクター鉄道は原則として対象外です。北陸新幹線の開業で第三セクターになった区間が長いため、18きっぷだけでは北陸を乗り通せず、その区間は別に運賃が必要になります。
| 項目 | 北陸おでかけtabiwaパス | 青春18きっぷ |
|---|---|---|
| 発売額 | 大人2,950円/小児1,180円 | 3日間用10,000円/5日間用12,050円(大人・小児同額) |
| 有効期間 | 1日間 | 連続する3日間または5日間 |
| 利用できる期間 | 2026年4月1日〜2027年3月31日 | 春・夏・冬の期間限定(冬季は2026年12月11日〜2027年1月11日) |
| 乗れる列車 | フリーエリア内の普通・快速(普通車自由席) | 全国のJR線の普通・快速(普通車自由席) |
| 北陸の第三セクター | 対象(5社の指定区間が含まれる) | 原則対象外(一部の特例区間のみ) |
| 買い方 | tabiwa by WESTER(利用開始日の3日前まで) | 駅・旅行センター・主な旅行会社 |
※青春18きっぷの金額・期間はJRグループの2026年発売内容(冬季の発売期間は2026年11月27日〜2027年1月11日)です。第三セクターの特例区間の条件など詳細は、青春18きっぷの解説記事やJRの公式発表でご確認ください。
とくに北陸を1日で通り抜ける旅は、北陸おでかけtabiwaパスのほうが明らかにお得です。直江津〜敦賀は、えちごトキめき鉄道・あいの風とやま鉄道・IRいしかわ鉄道・ハピラインふくいのすべてが第三セクターで、青春18きっぷは原則として使えず、全区間で別に運賃が必要になります。
| 1日で直江津〜敦賀を通し乗車 | 費用の目安(大人) |
|---|---|
| 北陸おでかけtabiwaパス | 2,950円 |
| 青春18きっぷ(5日間用12,050円の1日分)+通常運賃6,840円 | 2,410円+6,840円=9,250円 |
| 青春18きっぷ(3日間用10,000円の1日分)+通常運賃6,840円 | 約3,333円+6,840円=約10,173円 |
※青春18きっぷの1日分は、発売額を日数で割った目安です。この旅のためだけに買う場合は、日数分の値段がかかります。直江津〜敦賀の通常運賃6,840円は、3章の運賃表の値です。特例区間の条件など詳細は、公式の案内でご確認ください。
直江津〜金沢だけでも、通常運賃は4,130円です。北陸おでかけtabiwaパスなら2,950円で乗り通せて、1,180円お得になります。
- 北陸の在来線を1日で乗り通したい・支線も回りたい → 北陸おでかけtabiwaパス
- 全国のJRを数日かけて乗り継ぐ旅の途中で北陸を通る → 青春18きっぷ(第三セクター区間は別に運賃が必要)
12. おすすめモデルルート
ここで紹介するのは、フリーエリアの路線をもとにした、路線の組み合わせ例(コース案)です。実際に乗車した行程ではなく、乗り継ぎ時間や所要時間は掲載していません。列車の本数や乗り換え時間は、事前に時刻表で確認して計画を立てましょう。
| コース | ルート | ポイント |
|---|---|---|
| ①金沢〜福井コース | 金沢→(IRいしかわ鉄道・ハピラインふくい)→福井 | 往復の通常運賃は3,320円で、パスのほうが370円お得。途中の加賀温泉・芦原温泉で降りて温泉街へ寄り道もできる |
| ②金沢〜富山コース | 金沢→(IRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道)→富山 | 往復だけなら通常運賃2,580円のほうが安い。高岡などで途中下車して支線を足すと元を取りやすい |
| ③高岡・氷見線・城端線コース | 高岡→(氷見線)→氷見 高岡→(城端線)→城端 | 氷見線・城端線は全線が対象。観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」は別に指定席券が必要 |
| ④七尾線・和倉温泉コース | 金沢→(IRいしかわ鉄道)→津幡→(七尾線)→七尾・和倉温泉 | 七尾線は全線が対象。のと鉄道は七尾〜和倉温泉のみ対象 |
| ⑤福井・越美北線コース | 福井→(越美北線)→九頭竜湖方面 | 越美北線は全線が対象。列車の本数が多くないため、事前に時刻の確認を |
| ⑥敦賀・小浜線コース | 敦賀→(小浜線)→小浜・青郷方面 | 小浜線は敦賀〜青郷が対象。青郷より先は別に運賃が必要 |
| ⑦直江津〜金沢コース | 直江津→(えちごトキめき鉄道・あいの風とやま鉄道・IRいしかわ鉄道)→金沢 | 通常運賃は4,130円で、パスのほうが1,180円お得 |
| ⑧直江津〜敦賀 縦断コース | 直江津→(えちごトキめき鉄道・あいの風とやま鉄道・IRいしかわ鉄道・ハピラインふくい)→敦賀 | 通常運賃は6,840円で、パスのほうが3,890円お得。上越妙高発なら7,130円で4,180円お得。列車の本数や乗り換えは事前に時刻表で確認 |
| ⑨高山本線・大糸線コース | 富山→(高山本線)→猪谷 糸魚川→(大糸線)→中土 | それぞれ猪谷・中土が対象区間の端。それより先は別に運賃が必要 |
13. 北陸おでかけtabiwaパスのよくある質問
北陸おでかけtabiwaパスとは、どんなきっぷですか?
駅の窓口や券売機で買えますか?
直前(2日前〜当日)でも買えますか?
何日間使えますか?
土日祝日だけですか?
改札はどうやって通りますか?
スマホを忘れたり、電池が切れたりしたらどうなりますか?
北陸新幹線に乗れますか?
特急列車に乗れますか?
「ベル・モンターニュ・エ・メール」や「あいの風ライナー」に乗れますか?
金沢〜富山を往復するだけでも得ですか?
金沢〜福井の往復では元が取れますか?
直江津〜敦賀を1日で乗り通せますか?
青春18きっぷで北陸の第三セクターには乗れますか?
日付を変更したり、払い戻したりできますか?
特典クーポンは何が付きますか?
北陸3県2Dayパスとは何が違いますか?
14. まとめ
- 北陸おでかけtabiwaパスは、JR支線+ハピラインふくい・IRいしかわ・あいの風とやま・えちごトキめき・のと鉄道の指定区間の普通・快速(普通車自由席)が1日乗り放題になるきっぷ
- 発売額は大人2,950円・小児1,180円。tabiwa by WESTER専用で、購入は利用開始日の3日前まで(2日前〜当日は不可)
- 購入はtabiwa by WESTER(WESTER会員登録が必要)。利用期間は2026年4月1日〜2027年3月31日で、曜日制限の記載はなし
- 特急(普通車のみ)・指定席は別に料金券が必要。グリーン車などは不可。北陸新幹線とJR東日本の特急「しらゆき」は不可
- 金沢〜福井の往復で370円、直江津〜金沢で1,180円、直江津〜敦賀で3,890円お得。金沢〜富山の往復だけだと割高
- 駅のおみやげ処とホテルの特典クーポンが付く(ホテルのクーポンは利用前に条件を確認)
- 払戻しは未使用時のみ手数料220円。スマホを提示できないと使えず、再発行もない

