【新幹線の予約】えきねっとを最大限活用してお得に

皆さん、旅行するとき、ビジネスで新幹線・特急に乗るときどのようにきっぷを買っていますか？
みどりの窓口、駅の券売機で買う方が多いのではないでしょうか？

しかし、上記の購入方法はもったいない！

JR東日本エリアに住んでいる方は、圧倒的に「えきねっと」がおすすめです。

今回は、そんな「えきねっと」について詳しく説明、お得な使い方を解説していきます。

えきねっととは
えきねっとの特徴
えきねっとのまとめ

えきねっととは

えきねっとはJR東日本が提供する「インターネット列車予約」サービスです。
駅の券売機に行かなくても、持っている「パソコン」「スマートフォン」できっぷを購入できる便利なサービスです。

会員登録が必要になりますが、JREポイントが貯まったり、新幹線の早割、チケットレスなどお得で便利なサービスを受けることが出来ます。

えきねっとの特徴

新幹線・特急の早割がある

えきねっとでは、新幹線の早割があります。
正式名は「えきねっとトクだ値」です。
主に3種類の「トクだ値」があります。
「えきねっとトクだ値」
→乗車券と特急券・新幹線特急券がセットになった早割
空きがあれば、乗車予定日の当日まで購入することが出来る。

設定対象路線

JR東日本の新幹線（東北・上越・北陸・山形・秋田新幹線）
JR北海道の新幹線（北海道新幹線）
※新幹線は「新幹線eチケット」のみで発売
JR東日本の特急列車
（あずさ・かいじ・いなほ・つがる・新宿発着のスペーシア）
JR北海道の特急列車
（北斗・すずらん・おおぞら・とかち・ライラック/カムイ・サロベツ・宗谷・オホーツク・大雪）
（割引率は5％～45％）

「えきねっとトクだ値（チケットレス特急券）」
→在来線特急列車の「特急券」のみが割引になる早割
空きがあれば、特急列車の出発時刻まで購入可能

設定対象路線

JR東日本の特急列車
（常磐線特急・踊り子・房総特急・草津四万・鎌倉・成田エクスプレス）
JR北海道の特急列車
（北斗・すずらん・ライラック/カムイ・宗谷・オホーツク）
（割引率は20％～35％）

「お先にトクだ値」→乗車券と特急券・新幹線特急券がセットになった早割
空きがあれば、乗車予定日の13日前まで購入することが出来る。

設定対象路線

JR東日本の新幹線（東北・上越・北陸・山形・秋田新幹線）
JR北海道の新幹線（北海道新幹線）
※新幹線は「新幹線eチケット」のみで発売
JR東日本の特急列車
（あずさ・かいじ・いなほ・つがる）
JR北海道の特急列車
（北斗・とかち）
（割引率は30％～55％）

事前に予定が決まっていれば、13日前までの予約で割引率の高い「お先にトクだ値」が一番おすすめです。

発売はいつから？
えきねっとのトクだ値シリーズは、出発日の1か月前から発売されます。
「お先にトクだ値」は割引率が高く、かなり人気なので発売と同時に完売するケースが多数です。予定が決まっている場合は早めの予約・申し込みがおすすめです。

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JREポイントが貯まる・使える

えきねっとでは、同じJR東日本が行っているポイントサービス「JREポイント」と連携することが出来ます。

JRのきっぷ、駅レンタカー、ダイナミックパッケージでポイントを貯めることが出来るので、連携は必須です。

【貯まる編】

貯め方は、大きく3種類あります。
JRきっぷ、JRツアー、駅レンタカーです。
ここでは使用頻度の高いJRきっぷでの貯め方を解説します。

貯め方でも、「チケットレス乗車」「きっぷ受け取りで乗車」の2つあります。

結論からいうと、「チケットレス乗車」の方が圧倒的にポイントが貯まります。

「チケットレス乗車」の商品種類

新幹線eチケット（トクだ値含む）
えきねっとチケットレス
えきねっとチケットレス座席指定券
えきねっとトクだ値（チケットレス乗車）
の4種類です。

新幹線eチケットサービスでは発売金額の2％、その他は発売金額の5％が貯まります。
これを紙のきっぷで発券すると、特急券分の還元のみで、還元率も0.5％まで下がってしまい、券売機での発券の手間もかかってしまいます。

ここでは、東京ー仙台間のはやぶさ号おとなの普通車指定席利用時の利用金額と還元率を比較します。

新幹線eチケットサービス利用時

東京ー仙台
新幹線eチケットサービス：11210円（乗車券6050円/特急券5160円）
還元率：11210円×2％＝224ポイント（小数点以下は切り捨て）

紙のきっぷ利用時

東京ー仙台
紙のきっぷ：11410円（乗車券6050円/特急券5360円）
還元率：5360円×0.5％＝26ポイント（小数点以下は切り捨て）

このように約200ポイント程の差が生まれます。
さらにeチケットサービスには特急券200円引きもあるので、新幹線eチケットサービスの方が約400円分お得に乗ることが出来ます。

今度は、特急列車に乗る場合にチケットレスサービスと紙のきっぷで比較していきます。
区間は、常磐線特急の上野ー水戸間で比較します。

えきねっとチケットレスサービス利用時

上野ー水戸
合計：3690円（乗車券:2310円/チケットレス特急券:1480円）
還元率：1480円×5％＝74ポイント（小数点以下は切り捨て）

紙のきっぷ利用時

上野ー水戸
紙のきっぷ：3890円（乗車券2310円/特急券1580円）
還元率：1580円×0.5％＝7ポイント（小数点以下は切り捨て）

このように特急列車に乗車するときでも約65ポイントの差が出ます。
これは距離が遠ければ遠いほどポイントの差が開くので、長距離利用は尚更チケットレスが良いでしょう。

【使う編】

えきねっとでは、予約等で貯めたJREポイントを使うことが出来ます。

「どこかにビューーン！」を使ってお得に新幹線に乗る

1回6000ポイントで、新幹線の往復ができるお得なポイントの使い方です。
ランダムで選ばれた4か所から、さらに抽選で1か所が選ばれるシステムです。
選ばれるまでどこに行くかわからないので、わくわく感があります。

「JRE POINT特典チケット」に交換して新幹線・特急に乗る

貯めたJREポイントは特典チケットに交換して実質無料で新幹線・特急に乗ることが出来ます。

新幹線は、eチケットサービスになるので、乗車券＋特急券がセットになっています。
乗車距離によって交換ポイント数が変わります。

距離	ポイント数	主な区間
0km~100km	2160ポイント	東京～小山・熊谷
101km~200km	4620ポイント	東京～高崎・宇都宮・軽井沢・越後湯沢
201km~400km	7940ポイント	東京～仙台・新潟・長野
401km以上	12110ポイント	東京～盛岡・新青森・秋田

特急列車は、えきねっとチケットレスサービスのみなので、特急券のみポイント交換が出来ます。
乗車距離によって交換ポイント数が変わります。

距離	ポイント数	主な区間
0km~50km	460ポイント	東京～大船/新宿～立川・八王子
51km~100km	720ポイント	東京～小田原・成田空港・土浦/新宿～大月
101km~200km	1280ポイント	東京～熱海・水戸/新宿～甲府・上諏訪
201km以上	1940ポイント	東京～いわき・仙台/新宿～松本

このように通常よりも割安にポイント交換でき、1ポイント1円以上の価値をもっていることがわかります。

「JRE POINTアップグレード」を使って座席をアップグレードする

新幹線を乗る際に普通車指定席からJREポイントを使ってアップグレードすることが出来ます。
列車ごとにアップグレードのポイント数が変わって行きます。

東北新幹線はやぶさ・上越新幹線・北陸新幹線の車両には「グランクラス」がついています。なんとこのグランクラスにもアップグレードできます。
必要ポイント数は、6500ポイントからにはなりますが、ゴールデンウイーク・お盆の期間でも使えるので激混み新幹線を優雅に利用できます。

普通車指定席からグリーン車にもアップグレードできるので、優雅に移動したい・いつもとは違う経験をしたい時におすすめです。
列車によって交換ポイント数が異なりますが、1500ポイントからアップグレードできます。

尚、利用できるのはJR東日本区間のみです。直通列車を含む以下の区間では利用出来ません。
北陸新幹線　上越妙高～金沢
北海道新幹線　新青森～新函館北斗
は利用不可

決済方法は「ビューカード」を使ってさらにポイントゲット

えきねっとはネットできっぷを購入するサイトの為、えきねっとにクレジットカードを登録することが出来ます。
えきねっとと相性の良いクレジットカードは「ビューカード」です。
JR東日本が提供する「ビューカード」は、えきねっとで決済した際、「VIEWプラス」のポイントが付きます。
通常カードは1000円ごとに30ポイント、ゴールドカードは1000円ごとに80ポイントが貯まります。