特急伊那路完全ガイド【2026年最新】停車駅・時刻表・料金を徹底解説
「豊橋から飯田・天竜峡方面へ特急で行くには?」「特急伊那路の停車駅や料金が知りたい」と気になっていませんか?
特急伊那路は豊橋〜飯田間をJR飯田線経由で結ぶ特急列車です。豊川・新城・湯谷温泉・中部天竜・水窪・平岡・天竜峡などに停車し、天竜川沿いの渓谷美を楽しめる列車として人気です。この記事では停車駅・時刻表・料金をまとめて解説します。
・1日2往復運転(1・3号/2・4号)
・373系3両編成による運行。グリーン車なし
・1号車が指定席、2・3号車が自由席(車端部のセミコンパートメント席のみ指定席)
・停車駅は全列車共通(ふじさん等と異なり停車パターンの分岐なし)
・豊橋〜飯田の所要時間は約2時間33分〜2時間42分
・伊那路特急回数券や青空フリーパスなどお得なきっぷが利用可能
特急伊那路とは
特急伊那路は愛知県の豊橋駅と長野県の飯田駅を結ぶ、JR東海・飯田線の特急列車です。JR東海が運行する在来線特急の中で唯一、全区間がJR東海の管内だけで完結する列車です(「ひだ」「南紀」はJR西日本、「しなの」はJR東日本、「ふじかわ」も終着の甲府駅がJR東日本管轄のため)。
飯田線はほぼ全区間で線形が悪く、表定速度は約50km/hと在来線特急としては全国でも屈指ののんびりダイヤで知られています。天竜川に沿って走る車窓からは渓谷美を存分に楽しめ、沿線には「秘境駅ランキング」の常連駅も点在することから、鉄道ファンだけでなく観光客からも人気を集めています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運行区間 | 豊橋〜飯田(JR飯田線) |
| 運転本数 | 1日2往復(1・3号/2・4号) |
| 使用車両 | 373系(3両編成) |
| 座席 | 1号車=指定席/2・3号車=自由席(セミコンパートメント席は指定席) |
| グリーン車 | なし |
| 豊橋〜飯田の所要時間 | 約2時間33分〜2時間42分 |
| 割引きっぷ | あり(伊那路特急回数券・青空フリーパスなど) |
車両・座席
特急伊那路は373系電車の3両編成で運行されます。373系は中距離特急用に開発された汎用性の高い車両で、特急「ふじかわ」や静岡地区のホームライナーにも使用されています。車窓を楽しめる大型窓が特徴で、特急型車両としては珍しくデッキがなく、両開きドアを備えているのも特徴です。
座席は1号車が全席指定席、2・3号車が自由席です。ただし2・3号車の車端部にある4人掛けのセミコンパートメント席のみは指定席として販売されており、グループ利用に向いています。全席2人掛けのリクライニングシートで、フットレストも備わっています。
沿線の秘境駅について
飯田線には「秘境駅ランキング」の上位常連である小和田駅・中井侍駅・田本駅・金野駅などが点在しています。
特急伊那路はこれらの秘境駅を通過します(停車せず車窓から眺めるのみ)。秘境駅の駅そのものを訪れたい場合は、普通列車、または下記の臨時列車「飯田線秘境駅号」を利用する必要があります。
秘境駅に立ち寄るなら「飯田線秘境駅号」
秘境駅そのものを訪れたい場合は、土曜・休日を中心に不定期で運転される急行「飯田線秘境駅号」がおすすめです。伊那路と同じ373系3両編成を使用し、伊那路が通過する秘境駅に次々と停車します。全国の秘境駅ランキングで上位10位以内に入る4駅(小和田・中井侍・田本・金野)を含む秘境駅を一度に巡れるのが最大の特徴です。
・使用車両:373系3両編成(全車指定席)
・運転日:春・秋を中心に土曜・休日に不定期運転(毎週運行ではありません)
・必要なきっぷ:乗車券+急行券+指定席券
・発売開始:乗車日1ヶ月前の午前10時からJRの主な駅で発売(旅行会社のツアー商品としても発売)
・乗車記念証の配付や、一部駅での地元特産品販売などのイベントも実施
※運転日程・停車駅は季節ごとに変更されるため、最新情報はJR東海公式サイトの運転案内でご確認ください。(出典:JR東海プレスリリース「飯田線秘境駅号」運転のお知らせ/2026年2月26日発表)
停車駅
特急伊那路は全列車で停車駅が共通です(一部列車のみ停車する駅はありません)。
| 駅名 | 路線 | 停車 |
|---|---|---|
| 豊橋 | JR飯田線 | ● |
| 豊川 | JR飯田線 | ● |
| 新城 | JR飯田線 | ● |
| 本長篠 | JR飯田線 | ● |
| 湯谷温泉 | JR飯田線 | ● |
| 中部天竜 | JR飯田線 | ● |
| 水窪 | JR飯田線 | ● |
| 平岡 | JR飯田線 | ● |
| 温田 | JR飯田線 | ● |
| 天竜峡 | JR飯田線 | ● |
| 飯田 | JR飯田線 | ● |
※沿線イベント開催時などに臨時停車する駅がある場合があります。
時刻表(下り:豊橋→飯田)
| 駅名 | 1号飯田 | 3号飯田 |
|---|---|---|
| 豊橋 | 10:08 | 18:19 |
| 豊川 | 10:17 | 18:27 |
| 新城 | 10:33 | 18:47 |
| 本長篠 | 10:45 | 18:59 |
| 湯谷温泉 | 10:53 | 19:07 |
| 中部天竜 | 11:22 | 19:35 |
| 水窪 | 11:35 | 19:51 |
| 平岡 | 11:57 | 20:15 |
| 温田 | 12:07 | 20:26 |
| 天竜峡 | 12:25 | 20:44 |
| 飯田 | 12:41着 | 21:01着 |
※途中駅は発時刻、終着駅のみ着時刻を掲載。
※ご乗車前にJR東海公式サイトで最新時刻をご確認ください。
時刻表(上り:飯田→豊橋)
| 駅名 | 2号豊橋 | 4号豊橋 |
|---|---|---|
| 飯田 | 09:58 | 15:55 |
| 天竜峡 | 10:14 | 16:12 |
| 温田 | 10:31 | 16:29 |
| 平岡 | 10:42 | 16:42 |
| 水窪 | 11:05 | 17:04 |
| 中部天竜 | 11:21 | 17:18 |
| 湯谷温泉 | 11:49 | 17:46 |
| 本長篠 | 11:57 | 17:54 |
| 新城 | 12:08 | 18:06 |
| 豊川 | 12:21 | 18:20 |
| 豊橋 | 12:31着 | 18:31着 |
※途中駅は発時刻、豊橋のみ着時刻を掲載。
※ご乗車前にJR東海公式サイトで最新時刻をご確認ください。
料金(乗車券+特急料金)
特急伊那路には自由席と指定席があり、それぞれ料金が異なります。自由席は2・3号車、指定席は1号車(および2・3号車のセミコンパートメント席)です。以下は豊橋発着の料金です。
豊橋発着の料金(おとな・通常期)
| 区間(豊橋〜) | 自由席 | 指定席 (通常期) |
|---|---|---|
| 豊川 | 540円 | 1,500円 |
| 新城 | 750円 | 1,710円 |
| 本長篠 | 1,340円 | 1,970円 |
| 湯谷温泉 | 1,430円 | 2,060円 |
| 中部天竜 | 2,370円 | 2,900円 |
| 水窪 | 2,720円 | 3,250円 |
| 平岡 | 3,080円 | 3,610円 |
| 温田 | 3,840円 | 4,370円 |
| 天竜峡 | 4,170円 | 4,700円 |
| 飯田 | 4,500円 | 5,030円 |
※乗車券+特急料金の合計(おとな1名・通常期)。こども料金は半額(10円未満切り捨て)。
お得なきっぷ
豊橋〜飯田間では、伊那路の自由席を割安で利用できる伊那路特急回数券や、飯田線を含む広いエリアが1日乗り放題になる青空フリーパスなどのお得なきっぷが利用できます。
| きっぷ名 | 特徴 | 発売額(おとな) |
|---|---|---|
| 伊那路特急回数券 | 伊那路の普通車自由席が使える4枚セット回数券。豊橋〜飯田は1枚あたり3,150円 | 12,600円(4枚) |
| 青空フリーパス | 土日祝・年末年始限定。飯田線含む広範囲の普通・快速列車が1日乗り降り自由(伊那路利用時は別途特急料金) | 2,620円 |
| JR東海&17私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ | JR東海在来線全線+隣接17私鉄の普通・快速列車が2日間乗り放題(伊那路利用時は別途特急料金)。土休日連続2日間のみ発売 | 9,200円 |
※詳しい設定区間・利用条件・比較は下記の別記事で解説しています。
まとめ
- 特急伊那路は豊橋〜飯田を結ぶJR東海・飯田線の特急列車(1日2往復・全区間JR東海管内で完結する唯一の在来線特急)
- 373系3両編成で運行。グリーン車の連結はなし
- 1号車が指定席、2・3号車が自由席(車端部のセミコンパートメント席のみ指定席)
- 停車駅は全列車共通で、豊橋〜飯田間の主要駅に停車
- 沿線には秘境駅が点在するが、伊那路号はいずれも通過(停車はしない)
- 伊那路特急回数券・青空フリーパスなどお得なきっぷが利用可能
天竜川沿いの渓谷美や秘境駅の車窓風景を楽しみたい方には特急伊那路がおすすめです。本数が少ないため、時刻表は事前にしっかり確認してから出かけましょう。

