【JR九州利用】エンジョイ！ハウステンボスきっぷで行こう！

九州屈指テーマパーク「ハウステンボス」。
長崎県佐世保市にあり、最寄り駅は「ハウステンボス駅」
長崎市内のみならず、福岡市内からもアクセスが良く日帰りも可能なテーマパークです。

そんなハウステンボスへお得にアクセスする方法・入場できる「エンジョイ！ハウステンボスきっぷ」を紹介します。

エンジョイ！ハウステンボスきっぷとは
エンジョイ！ハウステンボスきっぷの詳細
予約・購入からハウステンボスまでの流れ
実際に利用した時の感想
まとめ
- ①ハウステンボス入場券と往復乗車券・特急券（福岡市内発のみ）がセットになっているのでお得
- ②きっぷの購入、ハウステンボスの入場券が一括で購入できるのでラク

エンジョイ！ハウステンボスきっぷとは

エンジョイ！ハウステンボスきっぷは、JR九州が発売する企画乗車券です。

乗車駅からハウステンボス駅までの「往復乗車券」「自由席・指定席特急券（福岡市内発のみ）」、「ハウステンボス1DAYパスポートの引換券」がセットになった「お得なきっぷ」です。

ハウステンボスの入場券種によって、「大人用」「中高生用」「小学生用」と様々な料金設定があります。

JR九州の列車でハウステンボスに行く人におすすめです。

エンジョイ！ハウステンボスきっぷの詳細

発売期間：乗車日の1ヶ月前の10時から3日前の23時まで購入可能
発売区間

福岡市内発（博多）～ハウステンボス
長崎発～ハウステンボス
（長崎～新大村間は別途新幹線特急券を購入すれば、新幹線かもめ号にも乗車可能）

商品内容

ハウステンボス1DAYパスポート引換券
発駅～ハウステンボスまでの往復乗車券
往復の自由席特急券or指定席特急券（福岡市内発のみ）

購入方法：JR九州インターネット列車予約
決済方法：「クレジットカード決済」「コンビニ・ATMで支払い」「駅・窓口で支払い」

予約・購入からハウステンボスまでの流れ

①購入

（JR九州インターネット列車予約・発駅の指定席券売機）

②JR九州管内の指定席券売機で「エンジョイ！ハウステンボスきっぷ」を受け取り（インターネットで予約した時のみ）

※受け取り時に必要なもの
・予約時の電話番号下4桁
・予約時に決済したクレジットカード等

「ゆき券」「かえり券」「ハウステンボス1DAYパスポート引換券」の3種類が発券される。

③（福岡市内発のみ）特急列車の指定席を発券

JR九州管内のみどりの窓口or指定席券売機で発券。
「ゆき券」「かえり券」を指定席券売機に挿入もしくはみどりの窓口で提示して、指定したい特急列車の指定席券を受け取り
※特急列車の自由席を利用したい場合は、発券不要

④乗車日当日、「ゆき券」を自動改札等に投入して旅行開始（途中下車不可）

⑤ハウステンボス到着後、入り口前のチケットカウンターにて「ハウステンボス1DAYパスポート引換券」を提示し、入場券を引き換える

⑥「かえり券」を利用して、目的駅まで旅行（途中下車不可）

実際に利用した時の感想

2023年6月に「エンジョイ！ハウステンボスきっぷ」を利用して博多駅～ハウステンボスまで行きました。
その時の使った感想を共有していきます。

①「JR九州インターネット列車予約」で予約することで「JRキューポ」を貯めることが出来た（還元率1％）

私は関東在住のため、事前に「JR九州インターネット列車予約」を利用しました。
予約は、乗車日の1ヶ月前10時からすることができ、私は約2週間前に予約をしました。
「JR九州インターネット列車予約」は事前に会員登録が必要ですが、会員になることでお得なきっぷを購入できたり、JRキューポというポイント還元を受けることが出来ます。
還元率は1％で、乗車日の3日後にポイントが付与されました。
福岡市内発で大人の発売金額が11400円なので、114ポイント獲得することが出来ます。
さらに、クレジットカードで事前決済をしても、クレジットカードのポイント還元も受けることが出来ます。（カードによって還元率が異なる）

しかし、事前に決済が完了しても、福岡市内発で発券できる「特急列車の指定席特急券」は、事前に予約サイトにて予約することが出来ないので、繁忙期に利用する場合は注意が必要です。

②クレジットカードで事前に決済をしたことで、受け取りスムーズ

お得なきっぷを事前に「JR九州インターネット列車予約」で購入し、受取を券売機で行うことになります。
この時、みどりの窓口ではなく駅においてある「指定席券売機」で受け取ることが出来ます。受け取り時に必要なのは、電話番号下4桁と予約時に使用したクレジットカードです。

博多駅で受け取りを行ったのですが、「指定席券売機」の台数がかなり多く、受け取りに時間を要することはありませんでした。
主要駅であれば、指定席券売機が複数設置されているかとは思いますが、1台のみ設置されている駅もあるかと思います。受取は余裕を持った方がいいでしょう。

③博多～ハウステンボス間の直通の特急列車が少なく不便に感じた。

ハウステンボスに行った日の営業時間は朝の9時からでした。
私は、ハウステンボスの開園と同時に入園をしたかったのですが、丁度良い時間の「特急ハウステンボス」の運転はありませんでした。

また、帰りのハウステンボス～博多間の利用も「特急ハウステンボス」の運転は終了しており、大村線・佐世保線の乗換駅である「早岐駅」から「特急みどり」に乗車して博多へ戻りました。
博多から日帰りでハウステンボス一日満喫プランを考えている方は、特急利用は工夫が必要だと感じました。

そのため、早朝・夕方・夜に博多～ハウステンボス間を利用する場合は、同じ経路を運行する他の特急列車の利用がおすすめです。

「特急ハウステンボス」以外に利用出来る特急列車

「特急みどり」利用可能区間：博多～鳥栖～早岐
「特急リレーかもめ」利用可能区間：博多～鳥栖～武雄温泉
「特急かささぎ」利用可能区間：博多～鳥栖～江北

の3種類です。
上記の列車は、日中を含め、早朝・深夜帯でも運転している特急列車です。
特に「特急リレーかもめ」は西九州新幹線に合わせて運行しているので、本数が比較的多めで余裕のある列車です。
接続の普通列車があったり、乗り換え時間が少ない経路を選ぶと時短になります。

④指定席券売機で指定席特急券を受け取る場合は、「乗車駅」「降車駅」の指定が可能

先程も触れたように、博多からハウステンボスへ向かう「特急ハウステンボス」は日中時間帯にしか運行がありません。
博多駅では、指定席券売機では特急ハウステンボスの博多～ハウステンボス間のみの指定だけでなく、様々な乗車駅・降車駅を指定して特急ハウステンボス以外の特急列車の指定席特急券を発券することが出来ました。