首都圏方面から新潟へ向かう場合、多くの方が利用するであろう「新幹線」
多くの途中駅があり、所要時間も様々てます。
今回は、「東京〜新潟間」を結ぶ「上越新幹線」の最速列車にスポットを当てていきます。
- 上越新幹線とは
- 東京〜新潟間の各交通機関の所要時間と料金
- とき号の停車パターン
- 停車パターン①:東京〜新潟間全駅停車タイプ
- 停車パターン②:熊谷・本庄早稲田通過
- 停車パターン③:熊谷・本庄早稲田・上毛高原通過
- 停車パターン④:熊谷・本庄早稲田・高崎・上毛高原通過
- 停車パターン⑤:熊谷・本庄早稲田・上毛高原・越後湯沢通過
- 停車パターン⑥:熊谷・本庄早稲田・浦佐通過
- 停車パターン⑦:本庄早稲田・上毛高原通過
- 停車パターン⑧:本庄早稲田・上毛高原・浦佐通過
- 停車パターン⑨:本庄早稲田・上毛高原・燕三条通過
- 停車パターン⑩:本庄早稲田・上毛高原・越後湯沢・浦佐通過
- 停車パターン⑪:上毛高原・浦佐・越後湯沢通過
- 停車パターン⑫:上毛高原・浦佐・燕三条通過
- 停車パターン⑬:本庄早稲田・浦佐通過
- 停車パターン⑭:浦佐・燕三条通過
- 停車パターン⑮:本庄早稲田のみ通過
- 停車パターン⑯:上毛高原のみ通過
- 停車パターン⑰:長岡ー大宮ノンストップ
- 停車パターン⑱:途中大宮のみ停車
- 最速のとき号は何号?
- 最遅のとき号は何号?
- 上越新幹線最速とき311号に乗車した感想
- まとめ
上越新幹線とは
「上越新幹線」は、
日本の首都「東京」〜日本海側最大の都市「新潟」を結ぶ新幹線です。
開業は「1982年11月」で、東京〜新潟間を最短1時間29分で結んでいます。
列車の種別
「上越新幹線」には、
- とき
- たにがわ
2種類の種別が存在します。
- とき号は、主に「東京〜新潟間」を結ぶ列車
- たにがわ号は、「東京〜越後湯沢間」を結ぶ列車
となっています。
たにがわ号に関しては、冬季に越後湯沢駅の先にある「ガーラ湯沢駅」まで運行し、スキー需要に対応しています。
東京〜新潟間の各交通機関の所要時間と料金
上越新幹線
「上越新幹線」は、乗車券に「新幹線特急券」を追加することで乗車することが出来ます。
上越新幹線には、4種類の席があり
- どの列車の自由席に座ることが出来る「自由席」
- 予め購入の際に列車の席を指定する「指定席」
- 普通車の席よりもグレードの高い「グリーン車」
- 「グリーン車」よりもグレードの高い「グランクラス」
が用意されています。
- 自由席に乗る場合→乗車券+自由席特急券
- 指定席に乗る場合→乗車券+指定席特急券
- グリーン車に乗る場合→乗車券+新幹線特急券+グリーン券
- グランクラスに乗る場合→乗車券+新幹線特急券+グリーン券(グランクラス料金)
となります。
金額はそれぞれの席で異なります。
- 自由席利用の場合:10230円
- 指定席利用の場合:10760円
- グリーン車利用の場合:14420円
- グランクラス利用の場合:17570円
新幹線は早い代わりに料金が高いことがデメリットになります。
在来線
在来線であれば以下の経路になります。
- 「東京・新宿ー高崎ー(新前橋)ー水上ー長岡ー新潟」
東京からであれば「上野東京ライン」
新宿からであれば「湘南新宿ライン」
を利用することになります。
料金
- 普通乗車券:5720円
- 季節限定「青春18きっぷ」:1回分2410円
所要時間
乗継列車にもよりますが、
- 「約6時間30分〜7時間」
かかります。
以前にこんな記事も出していますので合わせて参考にしてください。
高速バス
高速バスは多数のバス会社が運行を行っています。
主に「バスタ新宿・池袋〜新潟駅前・万代シテイバスセンター」間を結ぶ「新潟交通 東京線」が本数が多いのでこちらを基準にご紹介します。
昼行便の他に夜行便が設定されているのも特徴です。
- 運行区間:バスタ新宿・池袋〜新潟駅前・万代シテイバスセンター
- 運行会社:新潟交通・西武バス・越後交通
所要時間
- 昼行:約5時間30分
- 夜行:約6時間30分
車内設備
- 3列独立シート
- トイレ付
- Wi-F
- (コンセント付き ※一部車両のみ)
- (USBポート付き ※一部車両のみ)
- (ブランケット ※一部車両のみ)
料金
- バスタ新宿・池袋〜新潟駅前・万代シテイ
閑散期3200円〜最繁忙期7900円
運行本数
- 池袋発:昼行6本、夜行2本
(うちバスタ新宿発 昼行1本、夜行2本) - 新潟発:昼行6本、夜行2本
(うちバスタ新宿行き 昼行1本、夜行2本)
自家用車・レンタカー
自家用車・レンタカー利用の場合では、
東京・新宿からであれば、
- 「都道8号(目白通り)→関越道」
の経路が無難です。
ちなみに、新宿・池袋発の高速バスも「都道8号(目白通り)→関越道」経由で運行しています。
高速の料金
「練馬IC→新潟西IC」:普通車で「平日6920円」「休日5160円」
複数人で行く場合や、家族旅行等には、自家用車・レンタカー利用がコストも掛からず安く行けます。
とき号の停車パターン
「上越新幹線」のとき号は全ての列車が同じ停車駅では無く、それぞれの号数によって「停車駅が異なります」
調べた所、「18の停車パターン」が存在しました。
停車パターン①:東京〜新潟間全駅停車タイプ
上り 東京方面 | 下り 新潟方面 |
|
|
停車パターン②:熊谷・本庄早稲田通過
上り 東京方面 | 下り 新潟方面 |
|
|
停車パターン③:熊谷・本庄早稲田・上毛高原通過
上り 東京方面 | 下り 新潟方面 |
|
|
停車パターン④:熊谷・本庄早稲田・高崎・上毛高原通過
上り 東京方面 | 下り 新潟方面 |
|
|
停車パターン⑤:熊谷・本庄早稲田・上毛高原・越後湯沢通過
上り 東京方面 | 下り 新潟方面 |
|
|
停車パターン⑥:熊谷・本庄早稲田・浦佐通過
上り 東京方面 | 下り 新潟方面 |
|
|
停車パターン⑦:本庄早稲田・上毛高原通過
上り 東京方面 | 下り 新潟方面 |
|
|
停車パターン⑧:本庄早稲田・上毛高原・浦佐通過
上り 東京方面 | 下り 新潟方面 |
|
|
停車パターン⑨:本庄早稲田・上毛高原・燕三条通過
上り 東京方面 | 下り 新潟方面 |
|
|
停車パターン⑩:本庄早稲田・上毛高原・越後湯沢・浦佐通過
上り 東京方面 | 下り 新潟方面 |
|
|
停車パターン⑪:上毛高原・浦佐・越後湯沢通過
上り 東京方面 | 下り 新潟方面 |
|
|
停車パターン⑫:上毛高原・浦佐・燕三条通過
上り 東京方面 | 下り 新潟方面 |
|
|
停車パターン⑬:本庄早稲田・浦佐通過
上り 東京方面 | 下り 新潟方面 |
|
|
停車パターン⑭:浦佐・燕三条通過
上り 東京方面 | 下り 新潟方面 |
|
|
停車パターン⑮:本庄早稲田のみ通過
上り 東京方面 | 下り 新潟方面 |
|
|
停車パターン⑯:上毛高原のみ通過
上り 東京方面 | 下り 新潟方面 |
|
|
停車パターン⑰:長岡ー大宮ノンストップ
上り 東京方面 | 下り 新潟方面 |
|
|
停車パターン⑱:途中大宮のみ停車
上り 東京方面 | 下り 新潟方面 |
|
|
最速のとき号は何号?
2の停車パターンから「停車パターン⑱」の大宮のみに停車する便が1番早いということが分かります。
下りのとき311号「東京〜新潟間」の所要時間は1時間29分
東京を出ると途中「大宮」のみに停車し、新潟へ向かいます。
上越新幹線内の「上毛高原駅」にて先行を走る「とき309号」を追い抜きます。
上りのとき312号「新潟〜東京間」の所要時間は1時間31分となっています。
最遅のとき号は何号?
次に1番遅い(所要時間が多い)とき号も見てみましょう。
停車パターンからも停車駅が多い各駅停車タイプのとき号だと想像できます。
下りは、とき309号で「東京〜新潟間」を2時間14分で走破します。
ちなみにこの「とき309号」は途中の上毛高原駅では後続の「最速とき311号」の通過待ちを行う、珍しい列車になっています。
上りは、とき306号で「新潟〜東京間」を2時間16分で走破します。
ちなみにこちらの「とき306号」も本庄早稲田駅にて「北陸新幹線かがやき502号」の通過待ちを行うダイヤになっています。
上越新幹線最速とき311号に乗車した感想
今回は「東京」からではなく、「大宮」から乗車しました。
乗車の途中経過
大宮 9:34発
大宮では、1車両約20〜30人程の乗車があり窓側が全て埋まっている状態で発車しました。
大宮駅の案内放送では、「新潟まで止まりません。」と言った放送がありました。
また、とき311号車内でも同様に「新潟まで止まりません。お手持ちのきっぷに書かれた行き先をご確認下さい。」との放送もありました。
大宮を出発し、約1時間ほどドアが開かない列車なのでかなり丁寧な放送されていました。
高崎 9:54頃通過
大宮を出て、約20分。
高崎は「北陸新幹線」との分岐駅ですが容赦なく通過します。
分岐器などの制約もないので、時速265キロ程で通過して行きました。
上毛高原 10:05頃通過
ここでは先行する「とき309号」を追い越します。
上越新幹線下り列車で唯一定期列車が追い越しを行います。
越後湯沢 10:12頃通過
新潟県に入って最初の駅「越後湯沢」
この駅も当列車は通過をして行きます。
通過速度は、約260キロ程でした。
当駅では、上越線の他、直江津方面に向かう「ほくほく線」にも乗り換えられる駅です。
ウィンタースポーツが盛んに行われていることもあり、冬は駅周辺が混雑します。
長岡 10:26頃通過
新潟県内第2の都市「長岡」も通過します。
通過速度は、時速225キロ程でした。
上越新幹線内各駅には通過線が設けられていますが、「長岡駅」を通過する列車は上り下り各1本ずつです。
レールのサビ取りという役目を兼ねているかもしれません。
新潟 10:41着
新潟県最大の駅「新潟駅」には定刻の10:41に到着しました。
当駅では10:48発羽越本線直通の「特急いなほ3号 酒田行」に約7分の「対面乗り換え」で乗り換えることが出来ます。
他路線であれば、
- 信越本線 新津方面
- 白新線 豊栄方面
- 越後線 吉田方面
改札を出てからであれば、市内を縦横無尽に回る「新潟交通」のバスが発着しています。
乗車した感想
大宮〜新潟間の所要時間は、約1時間10分程でしたがあっという間に着いた印象です。
通過駅を確認しながら乗車をしていましたが「本庄早稲田駅」「燕三条駅」は気づかない間に通過をしていました。
車内も混雑をしていない状態だったので、普通車指定席でも快適に過ごすことが出来ました。
首都圏から新潟へ早く向かう場合はかなりおすすめの新幹線です。
まとめ
今回は、「上越新幹線」の最速列車について解説していきました。
上越新幹線の「とき号」は様々な停車パターンが存在し、途中駅で下車する場合は、停車駅に注意が必要になります。
東京ー新潟間最速1時間29分で行ける「新潟」。
魅力的な新潟県にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。