「青春18きっぷで旅してみたいけど、どこへ行けばいいかわからない。」

そんな方のために、東京発のおすすめモデルコースをまとめました。3日間用・5日間用それぞれに合ったルートを、所要時間・節約額とともに紹介します。実際に乗ってみてわかったコツも織り交ぜながら解説しますので、初めての18きっぷ旅の参考にしてください。

なお、3日間用と5日間用の選び方に迷っている方はこちらの記事を先にご覧ください。

【2026年版】青春18きっぷは3日間用と5日間用どっちがお得?損益分岐点で徹底比較青春18きっぷの3日間用(10,000円)と5日間用(12,050円)、どちらを買うべきか迷っていませんか?この記事では実際の運賃と比較しながら損益分岐点をわかりやすく解説。あなたの旅スタイルに合った選び方がわかります。...

この記事の使い方

各ルートには以下の情報を記載しています。旅の計画を立てる際の参考にしてください。

  • 所要時間:乗車時間の目安
  • 通常運賃:18きっぷを使わない場合のJR運賃
  • 節約額:3日間用・5日間用それぞれの1日分コストとの差額
  • 難易度:乗り換えの多さ・体力的なきつさの目安

【3日間用】おすすめモデルコース

3日間用(10,000円)は1日あたり約3,333円。片道でこの金額を超える距離を移動できれば元が取れます。日帰り〜1泊2日の旅に向いています。

① 東海道ルート:東京→名古屋【実体験あり】

所要時間約6時間16分
通常運賃6,490円
節約額(3日間用1日分との差)約3,157円お得
難易度★★☆(乗り換え4回)

東京から名古屋まで在来線で向かうルートです。東海道本線を西へ進み、沼津・浜松・豊橋と乗り継いで名古屋を目指します。新幹線なら1時間半のところを6時間かけてゆっくり移動するのが18きっぷらしい楽しみ方です。

おすすめの行程はこちらです。

東京 15:27発
↓ 東海道本線(普通 熱海行)
熱海 17:07着 / 17:10発
↓ 東海道本線(普通 浜松行)
沼津 17:30着 / 18:30発 ※約1時間の待ち時間(夕食・食事調達に最適)
↓ 東海道本線 ホームライナー浜松3号(浜松行)
浜松 20:11着 / 20:13発
↓ 東海道本線(普通 豊橋行)
豊橋 20:47着 / 20:50発
↓ 東海道本線(特別快速 大垣行)
名古屋 21:43着

所要時間:約6時間16分 / 乗り換え4回

沼津では約1時間の待ち時間があります。駅周辺で夕食を済ませたり、駅構内で食事を調達したりするのにちょうどいい時間です。お腹を満たしてからホームライナーに乗り込むと、浜松まで快適に過ごせます。

沼津〜浜松間はホームライナー浜松3号を活用するのがポイントです。ライナー券(330円)が別途必要ですが、座席が確保でき、長時間移動でも快適に乗り通せます。豊橋からの特別快速は速達性が高く、名古屋まであっという間です。

なお、このルートは平日限定です。土休日はホームライナー浜松の運行がないため、別途時刻を確認して乗り継ぎを組んでください。

詳しい乗り継ぎ情報はこちらの記事で解説しています。

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② 上越ルート:東京→新潟【実体験あり】

所要時間約6時間43分
通常運賃5,940円
節約額(3日間用1日分との差)約2,607円お得
難易度★★☆(乗り換え4回)

東京から高崎・水上・長岡を経由して新潟へ向かうルートです。上越線に入ると車窓の景色が一変し、山間の渓谷や雪国らしい風景が広がります。新幹線では味わえない「日本の原風景」を感じられるのがこのルートの最大の魅力です。

おすすめの行程はこちらです。

東京 04:46発
↓ JR山手線内回り(上野・池袋方面)
上野 04:54着 / 05:13発
↓ JR高崎線(普通 高崎行)
高崎 06:55着 / 07:11発
↓ JR上越線(普通 水上行)
水上 08:18着 / 08:23発
↓ JR上越線(普通 長岡行)
長岡 10:19着 / 10:29発
↓ JR信越本線快速(新潟行)
新潟 11:29着

所要時間:約6時間43分 / 乗り換え4回 / 運賃5,940円

道中では普通列車グリーン車(東京〜高崎間、グリーン券別途購入)を活用するのがおすすめです。早朝の出発でも座席がゆったりしているので疲れにくく、車窓をのんびり楽しめます。また水上〜長岡間はSLが走ることもあり、運行日に合わせて乗車するのも一つの楽しみ方です。

早朝4時台の出発になりますが、11時半には新潟に到着できるのが大きな魅力です。午後たっぷり新潟を観光でき、海鮮や日本酒を楽しんでから帰路につく日帰りプランも十分可能です。1泊すれば翌日に佐渡島へのフェリー観光も視野に入ります。

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③ 房総半島一周ルート:東京→千葉→館山→木更津

所要時間約5〜6時間(一周)
通常運賃約4,510円(東京〜木更津〜館山〜安房鴨川経由)
節約額(3日間用1日分との差)約1,177円お得
難易度★☆☆(乗り換え少なめ・初心者向け)

東京から内房線・外房線を使って房総半島をぐるっと一周するルートです。距離はそれほど長くありませんが、海沿いの車窓や小さな漁港の景色が楽しめます。乗り換えが少なく、18きっぷ初心者にも取り組みやすいのが特徴です。

館山や鴨川で途中下車して海を眺めながら昼食を取るのもおすすめです。東京近郊でありながら「旅した感」が得られるルートです。

④ 北関東ルート:東京→宇都宮→日光

所要時間約2〜3時間(片道)
通常運賃約2,310円(東京〜日光)
節約額(3日間用1日分との差)単体では元が取りにくいため複数日での活用推奨
難易度★☆☆(乗り換え1〜2回)

東京から宇都宮線で宇都宮へ、日光線に乗り換えて日光を目指すルートです。片道だけでは3日間用の1日分コストを回収しにくいですが、日光往復+宇都宮で餃子を楽しむなど、途中下車を組み合わせると充実した1日になります。近距離日帰りを3日連続で組む場合の1日目としても使いやすいルートです。

【5日間用】おすすめモデルコース

5日間用(12,050円)は1日あたり約2,410円。長距離を複数日かけて移動するほどコストパフォーマンスが高まります。まとまった休みを活かしてガッツリ旅したい方向けです。

① 東海道〜関西ルート:東京→静岡→名古屋→京都→大阪(3〜4日)

所要時間東京〜大阪 約9〜10時間(1日)
通常運賃8,910円(東京〜大阪)
節約額(5日間用1日分との差)約6,500円お得
難易度★★★(乗り換え多め・体力必要)

18きっぷの王道ルートです。東海道本線を西へ西へと乗り継ぎ、1日かけて大阪まで移動します。静岡県内の区間が長く、乗り換えも多いため体力的にはきつめですが、その分「やり切った感」は格別です。

3〜4日かけて各地に途中下車しながら西へ向かうのがおすすめの楽しみ方です。たとえば1日目は名古屋泊、2日目は京都観光、3日目は大阪という行程にすると、移動と観光のバランスが取りやすくなります。

帰りは新幹線に切り替えるのも賢い選択です。えきねっとで事前予約すると割引が使えます。

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② 東北ルート:東京→仙台→盛岡(2〜3日)

所要時間東京〜仙台 約5〜6時間
通常運賃約6,050円(東京〜仙台)
節約額(5日間用1日分との差)約3,640円お得
難易度★★☆(乗り換え3〜4回)

東北本線(宇都宮線・東北本線)を北上して仙台・盛岡を目指すルートです。栃木・福島の田園風景から宮城の海沿いへと車窓が変化し、移動自体を楽しめます。仙台でずんだ餅や牛タンを食べてから1泊し、翌日さらに北上するプランが定番です。

③ 信州ルート:東京→甲府→松本→長野(2日)

所要時間東京〜松本 約3〜4時間
通常運賃約3,740円(東京〜松本)
節約額(5日間用1日分との差)約1,330円お得
難易度★☆☆(乗り換え少なめ)

中央本線で甲府・松本方面へ向かうルートです。南アルプスや八ヶ岳の山並みを眺めながら高原地帯を走る車窓は、東海道ルートとは一味違う魅力があります。松本城や上高地への玄関口としても使いやすく、観光と組み合わせやすいルートです。甲府でほうとうを食べてから松本へ向かうのがおすすめの途中下車です。

快適に旅するためのコツ

早朝出発が鉄則

在来線は本数が限られるため、出発が遅くなると乗り継ぎがうまくいかないことがあります。特に長距離ルートは始発〜午前中の出発を基本にしましょう。夕方出発だと目的地に着く前に列車がなくなることもあります。

グリーン車・ライナー券を活用する

18きっぷは普通車自由席のみ有効ですが、グリーン券やライナー券を別途購入すれば上位クラスの座席に乗ることができます。数百円の追加で座席が確保でき、長距離移動の疲れが大幅に減ります。特に東京近郊のグリーン車は早朝・夜間でも比較的空いていておすすめです。

乗り継ぎはYahoo!乗換案内で確認

事前にルートを確認する際は、Yahoo!乗換案内で「新幹線・有料特急を使わない」設定にして検索するのが便利です。乗り継ぎ時間や接続列車が一目でわかります。

新幹線と組み合わせる選択肢も持っておく

体力的にきつくなったときや、帰りの時間が読めないときのために、新幹線への切り替えプランも頭に入れておくと安心です。えきねっとで当日空席を確認しながら柔軟に対応できます。

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まとめ

東京発の青春18きっぷ モデルコースをまとめました。

ルート向いている人おすすめ日数
東海道(東京→名古屋)初めての長距離18きっぷ旅3日間用
上越(東京→新潟)車窓・景色重視の旅3日間用
房総半島一周18きっぷ初心者・近場でも旅したい3日間用
北関東(東京→日光)近距離日帰りを複数日組み合わせたい3日間用
東海道〜関西(東京→大阪)王道の長距離旅・コスト最優先5日間用
東北(東京→仙台→盛岡)東北の景色・グルメを楽しみたい5日間用
信州(東京→甲府→松本)山の景色・高原リゾート5日間用

どのルートも「移動そのものを楽しむ」姿勢があれば、新幹線では味わえない景色や出会いが待っています。ぜひ自分のペースで旅の計画を立ててみてください。

3日間用・5日間用どちらを買うべきかまだ迷っている方はこちらへ。

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