JR全線完乗の旅シリーズ

JR全線完乗の旅⑤ JR東日本 仙山線編

皆さん、こんにちは!
ゼロです!

今回もJR全線完乗の旅です。

今回は、宮城県仙台市仙台駅から山形県山形市の羽前千歳駅までを結ぶ、幹線です。
それでは、概要から見ていきましょう!

仙山線 概要

運行区間

仙台~羽前千歳

営業キロ

58.0km

運行形態

・全列車が羽前千歳~山形間は奥羽本線に乗り入れ
・種別は普通と快速の2種類→快速と普通の緩急接続はなし
・仙台~愛子間の列車は多く設定されている

駅数

18駅

主要駅

仙台(東北新幹線・東北本線・仙石線・仙台市営地下鉄乗換駅)
北仙台(仙台市営地下鉄南北線乗換駅)
愛子
山寺(立石寺最寄り駅)
羽前千歳(奥羽本線乗換駅)
北山形(左沢線乗換駅)
山形(山形新幹線・奥羽本線乗換駅)

完乗のコツ

仙台~山形間の通しの列車に乗るべし

仙台~愛子間は山形行も含め毎時3~4本程度の運行があります。
ですが、愛子での山形方面の列車は仙台始発の列車なので、変わりません。
仙台~山形間は乗り通してしまいましょう!

乗車時間は1時間20分程

仙山線は営業キロが58キロながら、全線走破は1時間ほどでできます。
また、普通列車と快速列車の運行がありますが、普通列車が快速に抜かれることはありません。

一筆書ききっぷ・週末パスの活用

一筆書ききっぷの経路に仙山線を入れると乗車することが出来ます。
東京から山形へ向かう場合、山形新幹線つばさ号であれば、乗り換えなしで行けます。
ですが、仙台まで東北新幹線はやぶさ号を利用し、仙台で仙山線に乗り換え山形を目指すことも可能です。
後者の場合、仙台でも観光が出来、仙山線を完乗できる2つのメリットがありますので、ぜひ試してみてください!

週末パスは土日祝の連続する2日間、関東甲信越・南東北エリアのJR線や地方私鉄が乗り降り自由になる企画乗車券です。
フリーエリア内の新幹線の特急券を購入すれば利用できるので、こちらもぜひ活用してください!
週末パスに関しては以下で解説しているので是非ご覧ください!
↓週末パスの解説はこちらから↓

小さな旅ホリデー・パスの活用

南東北エリアでは、土日祝の1日有効で乗り降り自由になる企画乗車券があります。
このきっぷは、フリーエリア内の指定席券売機等でしか購入が出来ません。
現地、到着後購入してください!
お値段は大人2720円 小児1350円です。

JR東日本より引用

以上のエリアがフリーになるみたいなので、かなりお得に感じます。

仙山線へのアクセス

東北新幹線 東京・盛岡方面から

東北新幹線からのアクセスは仙台駅での乗り換えが便利です。
仙台を経由して山形方面へ向かう場合などの理由で使うと便利な路線です。
仙台からは途中の愛子までの列車が多数走っています。
山形まで行くときには行先を要チェックです!

山形新幹線 東京・新庄方面から

山形新幹線からであれば、山形駅での乗り換えが便利です。
山形で観光後、仙台の宿に宿泊などといった際に使い勝手の良い路線になります。
山形からは、仙台行の列車しかありません。
快速・普通と2つの種別がありますが、追い越しなどはないので、乗った列車が仙台まで先着します。

米坂線 新潟方面から

新潟方面から仙山線へアクセスは米坂線経由が良いでしょう。
しかしながら、米坂線の本数が少なく簡単にはアクセスが出来ません。
新潟8:40発の快速べにばなを利用すると米沢に容易に抜けられるので活用しない手はないです!
米坂線については、前回のJR全線完乗の旅④にて投稿していますので、合わせて読んでみてください!
↓米坂線についてはこちらから↓

完乗してみての感想

11月初旬に行ったため、山寺付近の紅葉が綺麗


筆者が行ったのは、11月の初旬でした。
そのため、山寺付近の紅葉も色づき始めており、紅葉前線が南へと向かってきているのを肌で感じることができました。
立石寺×紅葉は素晴らしく、車内から見れるのも大きな特徴です!
是非、今度は途中下車をして訪れてみたいものです!

山形~仙台間は高速バスとのシェア争いっがあるが、利用者多めの区間

仙台~山形間は国道48号や国道286号、山形自動車道が並走しており、高速バスの本数が多い区間です。
バスは安さが特徴ですが、定時性を求めるなら仙山線一択です。
また仙山線の愛子まで区間は、仙台の市街地が広がっており利用者が多い区間になっています。

山寺への観光客が多い印象

日中や土日祝は立石寺への参拝客が多い印象でした。
山寺駅での乗降もそこそこあり、立石寺へのアクセスが良いこともよくわかります。

仙台~山形間の最速アクセスルートは電車?高速バス?

仙山線快速:仙台~山形間最速1時間13分
高速バス:仙台~山形間約1時間20分程

であり、早いのは甲乙つけがたい結果になりました。
ですが、調べると高速バスの方が本数が圧倒的に多いことがわかりました。
時間を気にせず、気軽に乗りたい場合は高速バスに軍配が上がりそうです。

まとめ

仙山線は、高速バスのシェア争いをしているとても面白い路線です。
完乗の難易度は低く、簡単に完乗が出来ます。
行きは、仙山線で山形へ。帰りは高速バスで仙台へ。
なんてやってみるのも、乗り比べになり、面白そうですね!!

おわり

↓JR全線完乗の旅 第六弾はこちらから!↓

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鉄道トラベラー
ゼロ
ご覧いただきありがとうございます! 2022年12月JR全線完乗達成。 これまでの鉄道旅の経験をもとに、真の日本の魅力を伝えていくことをモットーにブログサイトを開設! 旅の経験を活かし、列車の乗り方、お得なきっぷの解説、実際の鉄道旅の様子などを日々更新中!